本文へ移動する

多くの経営者が悩む 「 前の方が良かった 」の壁。それを打破できるのは結局は自分自身。

休日によく行くお蕎麦屋さんが昨年末に店内全面禁煙になりました。

ボクがいつも行く近所の大衆蕎麦屋さん

それでも別にボクはここのお蕎麦屋に行きます。

もう何年も通ってるし( おそらく7年近く? )外に灰皿あるし、おばちゃんがとっても良い人だから。お店に入ったと同時に「 瓶ビールですが? 」って聞いてくれるしね(笑)あ。お蕎麦もそこそこ美味しいです。けど、他にも美味しいところはいっぱいあるので選ぶ理由は味じゃない。

でもボクがお会計する間際に入ってきたタクシーの運転手らしきおじさんは、いつものように?( 常連さんっぽい )タバコ吸おうとしたら「 禁煙になったのよ!だから灰皿もないから! 」とおばちゃんに注意されてた。ちょっと不機嫌そうにくわえたタバコを箱に戻し、彼はきっとこう思った。

「 前の方が良かった 」って。

はい。これよくあることですよね。

飲食店も、ホテルも、そしてボクら洋服屋も。それを決めるのは会社側、店側。中途半端でいくよりも、確固たる決断を。

これ、1月3日のブログにも同じようなことを書きました。

「 変革を恐れず 未来を作る 」と書いてあるものの、たぶんきっと、みんな何もやらない

でもこれは実際に相当な悩みどころ。悩むレベルの大小はもちろんあるけど、この「 お店を喫煙、もしくは禁煙にする。」というたった1つの事だって、そのお店にとっては大きな決断と捉えると思うのです。もしそれで来なくなったら仕方ない。そう思得るかどうか。むしろ来る人の方が増えるかも。こればかりはやってみないと分からない。

だからたくさんの経営者やオーナーが悩みます。

この「 前の方が良かった 」の壁に。

でもね。1つ言えるのは「 前の方が良かった 」って言って来なくなるお客さんは、別にその会社、お店を救ってくれない。たとえ前に戻したとしても、ただまた来て「 うん。やっぱりこっちの方が良いわ。」って言って、タバコを吸って、いつもの蕎麦を食べて、お代払って帰って行くだけです。お店を満席にするくらいお友達を呼ぶわけでもなく、誰かに宣伝するわけでもなく、ただ自分が気に入ったお店に行きたいだけ。自分の事しか考えてない。いや、ホントに。

だからね。

会社やお店がどう変化しようとも、それでも来てくれる、参加してくれる、応援してくれる、そんなお客さまが、あなたにとって真のお客さまなのです。

新しいお客さまを迎え入れることは正しい選択。でも今まで来てくれてたお客さまももちろん来てくれたら嬉しい。そこにはやはりその人との関係性が大切。でもその関係性が良い関係性だったか、悪い関係性だったかも、変わってみないと分からない。単に関係性というコトバだけでははかれない事実。バッサリと分かれることも多々。これだからビジネスはおもしろいんだなー。これだから人間て面白いんだなー。

はい。

そんな事を思いつつ、今日のブログの最後は、年末年始一緒にてっぺん( 0時 )までビールを飲んでくれた(笑)ホテル五龍館のゆかりさんがボクの先日書いたブログを見て、赤裸々に?アツい記事を書いてくれてます。( サムネイル写真は馬場山 )

是非みんなにも見てほしいな。

「変革を恐れず 未来を作る」白馬とホテルの変化を 短パン社長に記事を書いていただきました

なんかゆかりさんの文章ってスゴい伝わるよねー。カッコつけずに自分のコトバで。実際会った時と同じ。文章力を付ける以上に大事なことです。これ。

どんなホテルを目指すのか?はお客様ではなく経営者が決める!

まだまだこれからもやるべきこと、やらなくてはいけないことが多いけど、共に頑張っていきたいし、なにより楽しくお仕事していきたいですね!

あ。今日のブログに共感してくれた人は、昨日のブログもどうぞ。

世の経営者やオーナーたちに告ぐ。全ては自己責任でお願いしますね。

なんか年明けてからずっとアツいな。いや、いつもか。365日アツいのか(笑)

ページの先頭へ