本文へ移動する

これがボクの語る関係性。これがボクの語れるSNS消費。あなたにはそれを語る資格はあるのか?

今日のブログは、あなたにそれを語る資格があるのか?ってこと。

エクスマ塾やエクスマセミナー、またその他のセミナーに参加したり、またはSNSをやってたりすると、度々目にするのが、つながりや、関係性、個人を出す。というコトバ。

でも塾やセミナーを受講したからといって、SNSでちょっとつながってモノが売れたからって、いきなりあなたが堂々と、これからは関係性が大事だ!やっぱりつながりが重要だ!個人を出して発信しなくちゃダメ!って言ったり、書いたり、つぶやいたりして、果たして見てる人たちには伝わるのかな?それって取ってつけたようなコトバじゃない?本当にそう思ってる?結果出てる?そもそも売上上がってる?

SNSの世界は広く深い。でも最近はせっかくのそのとてつもなく大きな環境を、狭く、そして小さくコミュニティ化されてる事が目につく。不快。

もちろんそれはそれで中にいる人が楽しんでるのであれば良しとしようじゃないかという意見もあるけど、もともとは藤村先生が発信して、ボクたちのような塾生も、深く理解し、行動して、やっとこさ、そのコトバが使えるようになってきたところです。

そして藤村先生が唱える、つながりや関係性は、その人によって表現の仕方が異なる。本質は同じでも、自分のフィルターを通して伝えるので、その場にいる人たちによっても腹への落ち度が違うってことです。

ボクで言う関係性は、昔、洋服の展示会を開催しても、全くお客さんが来ない時期があった。商品の良さや、素材の良さ、色の違いばかりを伝え、カッコつけてDMを送っても誰1人にも伝わってなかった。そんな中、展示会に来る前に地方のお客さんから「 オクノヤさん、一緒にランチしない? 」「 短パンさん、泊まりで行くから夜飲みに行かない?」って誘ってくれたりして、ふと気づいたわけなんです。この人たちは商品の事なんて何も言ってこないなー。あれ?ついでなのかな?あれ?もしかしたらボクに会うのが目的って思ってくれてるのかな?って。今は数が少なくても、そうか、ボクを好きだって思ってくれる人に向けてもっと発信しなくちゃな。ボクという人をより理解してもらわないとな。お客さまとビジネスだけでつながってもつまらない。もっとお客さんと仲良くなろう。そして最終的にボクを通じて商品を好きになってもらおう。もっと個人を出してお客さんと関係性を築いていこう。これが、ボクの語る関係性です。

いきなりセミナーで「 関係性 」って言ったって、は?なにそれ?ってなりますね。だから取って付けたようにその言葉を付けてもなんのこっちゃってなるわけ。もしその人が、その言葉を知っていたとしても、それは藤村先生や、誰かが話してて聞いただけの話。SNSを見てていつの間にか知識として身についてたというだけの話。あなたの思う、あなたが行動して、結果、語れる関係性って何ですか?

そしてもう1つは、つながりってコトバ。つながりというのは、ただフォロワー同士で会話してる事がつながりではない。仲良くなることがつながりではない。ボランティアみたいに作られるつながりではない。

オクノヤさんが観た映画、紹介した映画を観に行って、「 これがつながりの経済か!」「 これがSNS消費か!」と案に納得して、次の日にはいきなり語り出すようになっちゃうのもこれまたちょっと違うだろ。って。

じゃあ、ボクが語るつながりとは?

過去3年間でKeisuke okunoyaを購入してくれた数は2,000人を超えました。そもそもその2,000人はボクだけが全員つながっていたかって話です。それはない。あるわけがない。スタートした3年前は購入者の数が60名~70名くらい。(それだけでも多いんだけど)もともと仲が良かった人。興味本意で買ってくれた人。最初だから買ってくれた人。それに尽きると思う。新規のお客さんなんてほんの数人でした。で、肝心なのはその後です。その購入してくれた人たちがボクの商品を見て、開けて、履いて、SNSを使って発信してくれた。当然、その購入してくれた人たちには、SNS上のボクを知らない友達がいるわけです。その人たちがその投稿を見たり、実際履いてるところを見たりして、あ。私も欲しい。オレも買いたい。ってなってくれた。その購入方法は、オクノヤさんの発信を見逃さない事だよって伝えてくれたり、発売と同時にシェアしてくれたり、リツイートしてくれたりして、ボクのブランドがボクとは別の場所で勝手に宣伝されていった。それから今では、その同じ洋服を着て、色んな場所へ遊びに行ったり、食事したり、デートしたりするようになった。本来は人と同じ格好をするのはイヤなはずなのにね(笑)そこからつながりがつながりを呼んで今に至る。当然そこには愛情がなければできないことですけどね。

今ではたくさんの人たちがセミナーや塾、そして商品やサービスをSNSで紹介する人が当たり前のように増えていったけど、商品(モノ)に事関しては、ボクがある意味先駆者と言っても過言ではないと思っています。それは決して自分のブランドを紹介しただけではありません。ボクが行くスタバ、ボクが行くカレー屋、ボクが行くkisobar、そしてボクが観る映画が、きっと誰かの役に立つ。きっと誰かが喜んでくれる。そういった思いが、皆さんにも伝わり、実際に足を運ぶ人たちが増え、信頼、共感へと変わっていったんです。だから今となっては、Keisuke okunoyaがではなく、ボクが商品になった。これがボクが語れるつながり、SNS消費です。

でも当然ながらボクの商品は一切買わないし、ボクの情報を一切信用しないという人もいること。当たり前ながらそこを分かってない人も多かったりする。まだまだボクのコミュニティは広そうで狭い。もちろんその人だけが入れるグループっていうのも魅力。でも最近ではせっかくのコミュニティをSNSを通じて見せびらかしてる人も多い。どうだ。いいだろ。みたいな。それ誰も良くもないし、もっと入りたくなくなるし、もっと言うと、キモい。ファンクラブとはまた異なり、自然発生的にできるコミュニティがやっぱり理想かな。これについては、今ボクも、オクノヤ博士もまだまだ研究中です。

でね。今ちょうどエクスマスタジオに向かう前に起きた事なんですけど、集合時間より早く着きそうな時は、和泉多摩川駅より前の成城学園前で降りて、珈琲沙羅でコーヒーを飲んでから行きます。ここのお店は以前藤村先生がよく行ってて、最近ではボクの方が行く機会が増えました。マスターとも仲良くなり、お会計の際は「 藤村さんによろしくお伝えください 」と声をかけてくれるほど。

そんなお店が今朝まさかの全面禁煙になってました。

まさかの全面禁煙

そう。これによりボクも藤村先生も残念ながらもう行かない。マスターとどんなに仲良くてもです。

この事は以前も何度か触れています。いつも打ち合わせで使ってた会社裏のトゥザハーブスも、3年前くらいから全面禁煙になり一切行くことが無くなりました。それまでは貸切とかでもよく利用して、スタッフをカッキーって呼ぶくらい仲良かったのに。あ。一応付け加えておきますが、これで別にカッキーと仲悪くなったわけじゃありませんよ(笑)店も近いので道端で会ったら声掛けるし、会社の方針なので仕方ない事は分かっていますので。ただ単に、ボクはコーヒーを飲みながらタバコを吸いたい。でもお店は禁煙。だから行かない。それだけです。でもそれと同時に、珈琲沙羅が全席禁煙になった事で、このお店に行く人も増えるでしょう。喜ぶお客さまもいるでしょう。こうして今は、全席禁煙、分煙、IQOSだけ可など、たくさんのコーヒー屋があります。結局選ぶのはお客さま。そしてそれを決めるのはその会社の経営者やお店のオーナー。そういうことね。

全席喫煙ってお店もあるくらいだからね

また、関係性とは決して永遠なものではありません。何かふとした瞬間に気持ちが折り合わなくなる事はしょっちゅうある。そして今までは絶対にこの人!と思っていたとしても、これだけたくさんの人がSNSで発信してるんですからね。気持ちは人それぞれ。千差万別。よりどりみどり。そこには、好き嫌い以外にも、高い安いというのも重要な要素になってる事は言うまでもありません。

要はなんでもかんでも関係性でモノは売れないし、関係性だけで会社は成り立たない。昨日のブログにも書いたけど、やっぱり双方向のバランスが大事だって事です。

時代はSNSだからと言って、今までのお客さまをないがしろにして会社やお店がおかしくなっていませんか?

時代はSNSだからと言って、今までのお客さまをないがしろにして会社やお店がおかしくなっていませんか?

あなたにその事を語る資格はあるのか?

エクスマスタジオにて、エヴァ18期の2回目が始まる前に思ったのはそんな事でした。

ページの先頭へ