LA発 グランドセントラルマーケット内にある「 eggslut（エッグスラット）」から学ぶ 新たなビジネスの展望

で、名物料理はこれ。

マッシュドポテトの上に卵をのせたのが瓶に入ってて、混ぜてバケットに付けて食べるか、そのまま食べる。それだけ。シンプルでめちゃめちゃ美味しい！ただ正直涙が出るくらい感動する（ GHEEのビーフカレーのように ）美味しさではない（笑）海外に行くと、ほら、環境が何でも美味しくさせたりしちゃうアレです。またの名を海外だと何でも美味しく感じさせちゃうの法則。

なにより名前のインパクトがハンパない。NAVERまとめを見ると、日本のメディアでも数々紹介されてるみたいだし、今ではこれをマネてファミレスとかでメニューにあるみたいだけど、この名前の由来にはどこにも触れてない。気になる人はご自身で調べてね。

で、その他のメニューはこちら。

チーズバーガーにベーコンエッグバーガーにソーセージエッグバーガーと至ってシンプル。材料さえあれば今すぐ作れちゃうんじゃないかってくらいのメニューです。

でもそのシンプルさが逆にいい。レパートリーが少ない。頼むモノが限られてる。作る人もラク。カウンター内にいる人たちの段取りもしっかりしていて、とにかくみんなフレンドリー。（ これは海外ならフツーか ）

なんかね。イチイチオシャレなんですよね。やっぱり。ボクが気に入る店は、全てそう。「 イチイチオシャレ 」がキーポイント。

どこのお店に行くか。ではなく、誰のお店に行くか。とは、よく言ったものだけども、ここエッグスラットは、確かにスタッフは良い人だけど、決してその人を目がけては行ってない。そう。個人を出すのはもちろん大事だけど、やっぱり最終的にはめっちゃカッコつけたお店をやりたいなって話。

ボクはこのエッグスラットに行き、ちょっとした夢がまたできました。それは飲食店なのか、はたまたフードトラックなのか。こんなシンプルでカッコいいお店がいいなって。もちろんスタッフのユニフォームがあって、ちょっとしたＴシャツや雑貨も売ってたり。そしてボクもそこにたまに立ったりする。

牛肉は、あやっち（ 米沢牛 黄木 ）やカズマ（ 但馬牛農家の精肉店（ 田中畜産 ））のとこから仕入れて、ベーコンは、ゆうだい（ 株式会社 G・ファーム ）のとこから仕入れて、卵はコッコ（ (有)菅藤養鶏場「ふみちゃん家のたまご」）のとこから仕入れてとか。コーヒーはまた島さん（ 島珈琲 ）に頼めばいいし。お米は今作ってるし。運転手はヒラヤマ（ オクノヤエンターテイメント所属 ）と陽田（ 丸顔株式会社 ）がいるし。サイトは当然ハカセ（ ウィザップ ）に作ってもらうし。お店の事は馬場さん（ グッドウェーブプロモーション ）に任せるし。じゃあパンはどうしよう？ビールはどうしよう？とか、もうそれを考えただけでワクワクする。

エッグスラットのカウンターに座り、店員さんたちの動きを見ながら、ああ、こんな事をできたら楽しいだろうな。シアワセだろうな。ってドキドキしかしなかったです。そこのお店で使う材料が全部友達のモノ。関係性からできるお店。なんか最高じゃない？

もちろんお店を持つって事はそんなカンタンな事じゃないのは分かってます。関係性だけでは成り立たない。やはり一時的じゃなく長く愛されるお店じゃなくちゃいけない。（ これは店だけじゃなくて会社、人も同じなんだけどね。）そして全く知らないSNSだけのつながりじゃない人たちにも来てもらうには、地方の人たちに足を運んでもらうには、もっと言ったら海外の人たちも集まるお店にする為には。まだまだ知識は浅はか。もっと勉強しなくちゃ。って、それもこれも今回ロサンゼルスに行かなかったらこんな事は想像できなかったわけで。

ボクの超尊敬する同い年のアノ社長も「 日本にずっといたって想像力なんて湧かないし、刺激を受けない。」ってよく言ってたもんな。