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数人のお客さんに「 ◯◯が欲しい!」と言ったからって、それに全てお答えする事はお店にとって本当に良いことなのかを今一度考えてみよう。

おかげさまで予約開始して24時間経たずにAmazonランキング19位まできました。

KADOKAWAさんもビックリ!

ただ、これがスゴいのかそうじゃないのかがよく分かりません!正直笑笑

でも本当にたくさんの人が予約してくれてる事はたしかです。まさに「いいね」を購入につなげてるなーなんて我ながら思いました!

引き続きAmazonでご予約受付中!ですが、お近くの書店なんぞでも予約してくれたらオクノヤ先生もっと喜びます!

‪で、宣伝ばかりもアレなんで、今日はちょっと違うこと書きます。あ。でもたぶん、おそらく、ずっと書籍の事は書き続けるでしょう。だってそれくらい嬉しいんだもん。みんなのおかげだよ。ありがとう。大好き♡

はい。

で、今日は以前とあるお洋服屋さんから質問を受けたので、ふと思い出して書いてみました。

そのお客さんの要望に応えることは、本当にお店にとってメリットがあるのか?

たとえば、6人のお客さんから、私、小柄すぎて通常のレディースのサイズが着れないから小さいサイズが欲しい。お店に置いてほしい。と言ったとする。

それを聞いて、よし、お店で新たに小さいサイズコーナーを作ろう!って、また別のメーカーと口座を開設し仕入れを増やす事は本当に良いことかどうかをちゃんと考えるべき。

でも洋服屋って案外これをやってしまいがちなのだ。6人いるということは、他にもいるんじゃないか?コーナー展開したらもっとお客さんに喜ばれるんじゃないか?ってね。

ただ、その前に冷静に一回考えよう!!

何をって?

そもそもその6人のお客さんは、本当に6人ともその商品を買ってくれるのか?って事です。

もしかしたら「 欲しい!」って言ってるだけかもしれないという事も頭に入れておこうという意味。

また、たとえ1度購入したからといっても、これから先も定期的にその小さいサイズを購入してくれるのかも考えなきゃいけない。

新しいブランド、別の商品を扱うということは当然仕入れが増えるのでお店全体の利益が落ちることにもなる。( それを仕入れる為に、何かをやめたり、減らしたりするなら別 )

であれば、その6人のお客さんに、PCやスマホ上で見せれる方法を考えるのはどうだろうか。それでも実際に商品が見たい。見なきゃ分からない!というのであれば、その会社に問い合わせをしてみて、一度試しに貸してもらえないか?その他、ネット上で全てのデザイン(仕様)が分かるものはないか、お伺いを立てるのも1つの手である。

それを快く受けてくれる会社か、もしくは全く聞く耳も持たない会社か、その時点でこれから先、付き合いたいか付き合いたくないかも決まる。そういう意味で大事かもしれない。貸し出しはしてない。もっと言ったら、商品の画像は見せれない。とか、いうアパレルメーカーは未だにごまんといます。

直営店を何店舗か持つ企業ではこれ結構ありがちな事例。( 洋服屋問わず

お客さんが◯◯が欲しい!」って言ってました。これを聞いた他の店舗の販売員も、立て続けに、ウチも!私のお店も!ボクのお店も!って手を挙げる。

で、いざそのお店の要望に応えて仕入れてみたら全く売れなかった。なんてことはざらにある。だからと言ってそれを鵜呑みにした経営者、もしくはMD マーチャンダイザー )、仕入れ担当者は彼ら、彼女らを責めることはできない。なぜならそのお店に立つ人たちはそこまでの責任能力がないから。だって結果的に判断したのは会社だもんね。でもこういった失敗を糧に仕入れる商品に関してもっと慎重かつ、丁寧にやるようになった企業もある。

ただ、ここで書いた内容は、どちらかと言うと、個人経営、1店舗で運営するお店の話。判断は1人、ないしは、2人。(オーナーか店長)でできることもあるし、お客さまの声を生で聞くこともできるのが個店の良さである。

それも踏まえて、お客さんとより密にコミュニケーションを取り、より慎重に商品と向き合う方が妥当と言えるだろう。

本当にお客さまの求めてるモノとは?

それと同時に、それをやる事によりどれだけお店に利益をもたらすか。

今一度考えてみるべきである。

伝わってくれてますかね?

こんな事もボクの著書には載ってるとか載ってないとか。笑笑

ま。10年近く毎日書いてるので、ブログに書いてある事もいっぱい本に載っていますよ。そりゃ。

ボクの本はね。たくさんの人が読みたい!買いたい!大好き!って思ってもらえてるからこそ、今回の出版に至ったわけです。オレが出したい出したい言ってても思ってても、実現できるものじゃない。それは自費出版で済む話。

出版社の方たちが、冷静に、本当にこの人の本は売れるのか?本当に人気があるのか?って、判断して決まったことですからね。だからボクを選んでくれたKADOKAWAさんの期待にも応えたいと思っています。

それでは。

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