雑誌やサイトに載ってる場所へただ連れていくのではなく、そこに自分なりの考えや好きを取り入れる。
先日は、大先輩の大経営者。とっても尊敬してて大の仲良し( ボクが勝手にそう思ってる笑 )ヤマチユナイテッドグループの山地社長を12時から札幌へ帰る便の時間ギリギリまで東京をご案内しました。
山地さんはほぼ毎月東京に来られてるので色々と行かれてるとは思うのですが、山地さんが喜ぶ場所ってどの辺かなーって考えながら、ボクの好きな場所、興味ありそうなお店にお連れしました。
早速タケちゃんが反応してたけど笑
「あの人は東京に何度もきてるから」って手を抜かない。それでも調べて自分なりにエスコートする。
当たり前かもしれないけど意外とできない。だからかっこいい。自分もそうなろう。#短パン社長— 竹田将一@ヤマチユナイテッド (@yamachi_takeda) November 13, 2019
この「 ボクなりの好きな場所 」というのが結構大事でね。東京と言えばここ。と、つまり雑誌やテレビに載ってるのをそのまま紹介するのでは正直面白くない。ボクじゃなくてもいい。
国内だけじゃなく海外もよくありますよね。誰でもそこへ行けちゃう。つまりみんなそこに行く。もっと言うと、お店側がお金を払ってる。そうなってくると広告も加わったりして本当に正しい情報かどうか分からなくなる。
話はちょっと別だけど、誕生日とか、何かの記念日とかもそうで。電気暗くして、ケーキを出せばいいってもんじゃない。お店で歌えばいいってもんじゃない。もちろん喜ぶ人はいるけど、全員に同じ対応をすればいいってもんじゃないということ。その人の本当の好きを考えるということ。時にそれはエスコートではなく、おせっかいになる。時にそれはおもてなしではなく、自己満足にもなる。
ヤマチユナイテッドの次なる新たなビジネスは、アメリカンなカフェ?ハンバーガー?それは、まあ、乞うご期待なんですが、山地さんのその要望に応える為に色々と調べた。じゃあ全部アメリカンなとこ探せばいいかって言うと、そうじゃなくて、ここに自分の考え、好きな事も入れていく。たとえば、ボクはアメリカンよりヨーロッパ調の方が好きだからやっぱり、お気に入りのフグレンにお連れするわけ。それが山地さんの要望ではなくても、なぜそこが流行っているのか?と一緒に考えたりもする。
事前にここへはお連れしようと言ってるものの台本なんてない。その場の山地さんの反応を見て、あ、こっち行こう、あっち行こうと対応していく。だから当初の予定では中目黒のスターバックスリザーブロースタリーは行く予定なかった。山地さんはシアトルの1号店に行ってるからいいだろうって勝手に思ってた。でも急遽空港へ向かいがてら少し寄ってみたら、すげー感激してくれた。
想像してたのとまるで違った。騒がれてる理由が分かったと。
翌日こんな風な投稿をしてくれました。
ここはもうコーヒーの戦艦大和。中目黒スターバックスリザーブロースタリー。この大型店の世界第5号目店。巨大な焙煎工場機械を中心に客席、BAR 、パンコーナー、グッズコーナーなどが配置されている。約400坪の敷地に4階建900坪(通常スタバ60坪の15倍)のカフェは迫力満点!設計は新国立競技場の隈研吾。一度は戦艦大和的カフェ体験するのも良いね。
山地 章夫さんの投稿 2019年11月12日火曜日
大事なのは自分なりに考えるということ。
サイトで情報を得たとしても、点数だけで判断しない。なんなら事前に行ってみる。カッコいいとこ連れて行けばいいだろう。流行ってるとこ連れて行けばいいだろう。と、自分で体験してないのに勝手な判断をしない。ボクはそんな人間です。じゃああなたは?
その人がラーメン好きじゃないのにラーメン屋に行きますか?
その人がビール飲まないのにタップルーム連れて行きますか?
その人が焼鳥を食べたいって言ったら、美味しい焼鳥屋にお連れするか、探しますよね?
と、最も、好きな人だからこそ、その人の為に考えるんだし、お連れするんだけどね。デートだってそうでしょ。
でね。山地さんはとにかく、行くお店行くお店で分からない事があるとすぐ店員さんやスタッフ捕まえて質問するし、常に新しいビジネスを生み出す事を考えていて、食事やお茶してる時だけじゃなく移動中もたくさんお話ができてボクにとってもとても豊かな時間を過ごす事ができました。やるもやらないも決断早し。
本当に出会いを大切にしてる人なんだなって近くにいて感じたよ。
また、これも意外や意外。
一緒に新国立競技場を見ながらオープンしたばかりのオリンピックミュージアムに初めて入ったんですけど、これがスゴい楽しかった。来年になると混みだすと思うので、興味ある人は今のうちに行っておくことをオススメします。
山地社長とオリンピックミュージアムなう。9月にオープンしたのに来るの初めて。会社から歩いて5分なのにね。なんか嬉しい。 pic.twitter.com/dPH8Z06mfP
— 短パン社長 奥ノ谷圭祐 12月6日に初の著書を出版! (@Okunoya_jr) November 12, 2019
山地さんが来てなかったら近すぎて行ってなかったかも。
オリンピックが世界とどのように関係してきたかを歴史を踏まえながら様々な視点で知る事ができるし、競技に共通する動きを体験し、オリンピアンの身体能力に挑戦する「オリンピックゲームス」、オリンピアンの躍動や開会式の感動を臨場感あふれる映像と音響で体感する「オリンピックシアター」などなど盛りだくさん。
オリンピックミュージアムのサイトはこちらから。
ゆっくりじっくり見たら3時間以上はかかるかな。単純かもしれないけど、スポーツって最高。スポーツって世界を1つにする。って思った。この素晴らしい環境は、人を案内してこそ分かる。短パン東京観光ツアーもいいね。
あ。でもタイトルの「 雑誌やサイトに載ってる場所へただ連れていくのではなく、そこに自分なりの考えや好きを取り入れる。」というのは決してアテンドやエスコートの話だけじゃないからね。仕事だっておんなじさ。