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アナタはセブのカッコ良さとミアの美しさを目撃した?映画「 ラ・ラ・ランド 」の感想を遂にブログに書きました。

エンディングが納得いかないだの、ミアがどうしてあんなにスグに他の男とだの、そんなに泣けなかっただの、そんな感想は求めていない。そんな「点」でしか観れないアナタは、今すぐラ・ラ・ランドの事など忘れて、キングコングかトリプルXでも観て満足感を味わえばいい。

どうも。勝手に映画評論家の奥ノ谷です。 過去最多。映画館でここまで観た映画はきっと後にも先にもこの映画だけでしょう。

ボクのスマホの壁紙

はい。大変長らくお待たせしました。

ボクが絶賛する映画「 ラ・ラ・ランド 」の事をようやくブログに書いたので、もし興味がある人は見てくださいね。 但し、初っ端からネタバレあり。そしてとにかく長い(笑)まだ観てない人、もしくはこれから観に行く人はこの時点でブログを閉じてください。

映画 LA LA LAND の公式ページはここをクリック

たくさんの人がこの映画の批評をしてるので、今更書く事はないかなと思ったけど、やっぱりボクの紹介で映画館に足を運んだ人も多いから、その人達の為にもここに記しておかなくちゃと思いました。 また、ボクの紹介でこの映画を観に行き、大して面白くなかったという人はきっとボクと趣味は合わないので、今後いくらボクが映画を紹介したとしても観に行かないでOKです。アクションやアニメ、とにかく分かりやすい映画を観に行くことをオススメします(笑)そう。アナタとは価値観が違うのだよ。価値感が。

アカデミー賞作品というものは常に賛否両論。いや、映画も商品も、そして人も、常に賛否両論じゃないか。そこを忘れてはいけない。アナタは好き。アナタは嫌い。これ仕方なし。 但し、アナタが大いに映画を語りたいのであれば、もう少し映画を勉強し、映画を趣味にし、仕事中も映画。いや、映画も仕事。それくらいの意識がないと、ボクに「 まだ早いよ 」と言われて終わるのが目に見えています。

であれば、ラ・ラ・ランドを観に行こうと思って映画館に向かったのに、嫁に「 相棒 」の方が観たいと言われ、1つ返事でそっちを観に行った知人の勝村の方がまだ可愛い。そう。彼はこれから先、ラ・ラ・ランドを観ないで人生を終わればいいだけの話。だって彼とは一生価値感が合う事はないのだから。

アナタはセブ( ライアン・ゴズリング )のカッコ良さを目撃した?

Welcome to SEB’S

普段はシャイでおとなしくちょっとビビりの彼が、JAZZを語る時だけとにかくアツいのをアナタは気づいただろうか。( 彼が3回ビビるシーンがあるのだが、これがまた可愛い。)

1つ目は、自宅に実の姉( ローラ )が来てたシーン。

あの場面では、さっさと叶わぬ夢を諦めてフツーの仕事について、お見合いでもしなさい。と言われてる。引っ越した家も段ボールは開けずに置きっ放し。まだ見ぬ夢を追いかけたまま、とにかくピアノの練習に明け暮れる日々を過ごしているのだ。姉が紹介しようとしてた女性の写真があったのかなかったのかは分からないが、そんな事には目もくれず、ただただ「 その子はJAZZが好きか?」という質問のみ。JAZZさえあれば女性なんていらない。それくらいセブにとってJAZZが恋人なのだ。そして姉が帰り間際に「 オレはまだ本気出してない 」的な発言も最高でした。

尚、このシーンで好きだったセリフはこれ。

「 ロマンティックで何が悪い? 」

ロマンチストもいい加減にしなさいよ。と姉のローラに言われるも、すかさずこう返すセブがカッコ良かった。

2つ目は、セブがミアと初めてデートをした日。

ハリウッドを歩いてる最中に、ミアがJAZZは別に好きじゃないの一言に「 なんて乱暴な事を言うんだ 」と、その夜にJAZZクラブ、ライトハウスへ連れて行き、ひたすらJAZZの素晴らしさをアツく語るセブ。JAZZは死につつある。だからこそオレが自分の好きな曲を流し、好きな客を呼ぶ。そんな店を作りたい。と。その想いを聞き、徐々にセブに惹かれていくミア。きっと私が女優になりたいという想いと近い部分もあったのではないか。

いつか自分の店を出したいんだ

このシーンで好きだったセリフはこれ。

研究(リサーチ)だ。研究( リサーチ )。そう。研究( リサーチ)よね。

オーディションの一次試験が受かり、映画「 理由亡き反抗 」を観た事がないミアに対し月曜日の22時に映画を観に行こうと誘うシーン。デートとは言わず、あくまでもリサーチという2人が可愛すぎる。

そして3つ目。これはJAZZではなく、愛するミアに対して。最初のデートの時の「 ボルダーシティの図書館の前で 」の一言を覚えてて、わざわざ実家を探し、クラクションをひたすら鳴らすばかりか、周辺の犬が大騒ぎするくらい大声を上げて「 What?! 」「 No!! 」と・・・。

はー。思い出すだけでカッコいい。

今までたくさん失敗してきた事は分かる。でもあれだけ女優を目指してがんばってきたんじゃないか。しかもそれを教えてくれたのはミア。お前だぞ。と言わんばかりのアツい眼差し。こんなに愛深いオトコは果たしていただろうか。( 死んだよ。オレ、ここで死んだ。)

このシーンで調べたのはこちら。

※Googleマップで調べてみた

この事を告げる為だけに自宅から片道4時間かけて( 往復8時間 )ミアの実家があるボルダーシティまで。しかも次の日はまた8時に迎えに来てるからね。ミアの為に16時間以上運転をしてるということになる。

そんなセブこそ、これまでやりたい音楽をやれていなかった。でもやっぱり我が出てしまい、働いてたレストランで用意された曲だけを流せばいいものの、オリジナル曲を弾いてしまいクビに。( セッションで鬼教官フレッチャーを演じ助演男優賞を受賞したJ・K シモンズ( ビル役 )が友情出演してた事も見逃せない。)

春になり、とあるホームパーティでは、絶対に弾くはずのない「 take on me 」 や、「 l RAN 」( ミアが指名 )を弾き、あのヤル気の無さって言ったらハンパない。そしてミアの前でボーカルの男に胸を叩かれてもなお、オレは別に指図なんてされてない。という言うあの偏屈な性格は、その後もキース率いるザ・メッセンジャーズでも同じ姿を見せていた事をご存知だろうか。

キースとの会話は実はほんの二言三言。ほとんど言葉を交わしていない。スタジオに訪れた時もただただキースの言う事を聞くだけで口を開くことはなかった。唯一口を開いたのは、今夜撮影があるぞ。と言われ、ミアの芝居当日だった事に焦ってか、「 来週って言ったじゃないか 」とこの一言のみ。結果、この時もキースに言われるがままで収録に参加。当然ミアの芝居に間に合うはずもなく、2人の距離が大きく離れてしまった決定的な瞬間でもある。

また、あのホームパーティで着ていた衣装。そしてみんなカッコいいと思ってたかもだけど、メッセンジャーの時に着てた衣装は、本来セブが好む洋服ではない。それを無理矢理着さされている部分も、こんな音楽本当は好きじゃないんだという彼の心の現れでもある。

やはりセブは何と言っても白シャツ。ミアに「 ジョージマイケル!」と呼ばれた時に着ていた化繊のスーツが1番セブらしいのである。

このシーンもたまらないよね

シャツもジャケットもネクタイも靴も、そしてクルマも全て、実はこだわり感がハンパなくて、とにかくめんどくさいオトコ。 そんな彼が人に合わせて生きられるはずがない。それでも「 ミアの為に仕方なくキースのところに入ったんだ 」とか「 契約書にサインしてしまった 」とか、言いたい事も言えずにいる不器用なオトコに一番の人間臭さを感じるのではないだろうか。( もしくは共感した人もいるのでは?! )

食事の時は袖をまくり、ピアノを弾く時は必ずスーツ着用。たとえジャケットを脱いでも、その時だけは袖をまくらない。プロ意識が高い。抜群にオシャレ。実はボクは、セブのそんなところが一番好きだったりする(笑)

JAZZクラブ ライトハウスにて

アナタはミア( エマ・ストーン )の美しさを目撃した?

ミアがエマ・ストーンで本当に良かったと思ふ

まずミアを中心とした同居してたパーティ好きの女性たちを見て、こんな華やかな事できないし、こんな生活できないしって、ただただ自分に程遠いと目を背けてしまった女性諸君。その時点でアナタは女性を諦めてしまっている感あり。

someone in the cloud

ボクは女性にお洋服を売っている商売をしているので。そのキモチはタブー。いつまでもキレイでオシャレで美しく装ってほしい。というのがボクの願いである。何もあのワンピースを着ろと言っているんじゃない(笑)忘れちゃいけない部分があるんじゃないかい?と言いたいだけである。

( あ。でも世の中の女性は全員ワンピースを着ればいいんじゃないか。と、この映画を観て感じ、Keisuke okunoya womensを出そうと思ったのは言うまでもない。ブランドコンセプトはズバリ。ボクとデートする時はこんなワンピースを着てほしい。である。)

ワンピース大好き♡ ユナイテッドアローズ原宿ウィメンズ館にて

そして先ほどセブの部分でも触れたが、彼女はとにかくひたむきに女優を目指し、何度オーディションに落ちても諦めない。そしてセブの一言で脚本を自らが書き、一人芝居に挑戦する。周りにどんなにバカだと言われても、夢追い人でいる事に徹した美しい女優。ある意味セブとの共通点はそこにある。だからこそ2人が惹かれ合ったんだと思う。

衣装も音楽も踊りもそりゃ華やかさ。そんな事は分かっている。誰もが観れば分かること。でもこの映画を単にミュージカル映画と呼ぶにはいささかいただけない。そもそもダンスシーンも歌も実はバリバリのミュージカル映画に比べたらものすごく少ない。もっと奥底にある人間ドラマに注目してみてはいかがだろうか。

もちろんキレイ!カッコいい!オシャレ!素晴らしい!サイコー!でもいいんだけどね。こんなに美してアツくて儚くて愛深い映画をボクは今まで観たことがない。

ミアがセブと別れた後、すぐに結婚をしてる事( スグと言っても5年後。結構経ってるよ。)に、やれ軽いだの、やれヒドイだの、語る輩(特に男)も多いのだが、アナタは果たして女心というものを考えた事があるのかい?とただただ言いたい。人生色々。そんな恋だってあるんだぜ。そっちももう少し勉強しよう。ってね(笑)

この映画を作ったデイミアンチャゼル監督にも、ジャズやミュージカル映画についての理解度、愛着度が低いとか、疑問を持つ人もいるようだが、悔しかったらお前作ってみろ。と一蹴したい。若干32歳。前作セッションの時も同じような事を揶揄されていたが、その時は29歳だぞ。お前できんのか?

セッションでは主人公が音楽学校で鬼教師フレッチャーにしごかれながらジャズの演奏を磨く過程を描いたが、ラ・ラ・ランドでは映画の都ハリウッドのあるLAを舞台に画家や詩人、役者などの芸術家やその卵たちへのリスペクト溢れる物語が描かれている。

いいじゃないか。それで。その想いだけで素晴らしい。こんなステキな作品を作ってくれてありがとう。って本人に伝えたいよ。ボクは。

どうか乾杯を 夢追い人に
たとえ愚かに見えても
どうか乾杯を 心の痛みに
どうか乾杯を 厄介な私たちに

あ。これ、ミアが最後のオーディションで唄う歌。台本もなく、審査員( エミリー )からいきなり自分の事話してって無茶振りされるシーン。

ここでボクはエクスマの藤村先生を思い出したのは言うまでもない(笑) また、ミアの歌を聞き、レミゼラブルでのアンハサウェイ演じるファンティーヌが独唱してたシーンも思い出した。

ミアのように夢のために今現在一生懸命頑張っている人。そしてかつて夢に向かって頑張っていたけど、志半ばで諦めてた人には最も心に突き刺さるところだったのではないだろうか。

その後オーディションに受かり、ミアは一気にハリウッド女優に。ミアが以前働いてたカフェで店員さんから「 サービスです。」と言われてもお金を支払って笑顔で出て行くところはまさに一番最初に見たシーン。まさか自身がそうなっていようとは思いもしなかっただろうね。

ハリウッドスターになったものの、あれだけ色鮮やかな衣装を好んで着ていたのに、モノトーンになっていたのは、年齢?それとも子供を産んだから?もしくは男性の趣味?この辺もとっても興味深かった。( きっと理由は3つ目かと )

そしてラストはこれまでのミアとセブの恋物語がとてつもなく美化して映し出される。

特に感動したところは、ミアの一人芝居の満席の観客の中、セブが誰よりも先に立ち、誰よりも拍手喝采し喜んでいるところ。

そう。いつも想い出は美しい。

このシーンも最高だったな。

以上、これがボクのラ・ラ・ランドの感想。

最後まで読んでくれてありがとうございます。ここまで読んでくれたアナタはよっぽどボクのファンか、よっぽどのラ・ラ・ランド好き(笑)

でもこれでもまだまだほんの一部。書きたいことが多すぎてまとめるのが大変。1週間のシリーズものにしたいくらいです。

16回映画館で観たボクだからこそ書ける感想。文句があるならボク以上観てからにしてね♡

最初にも書いたけど、映画なんて賛否両論。100人中99人がその映画を面白くないと言ってたとしても、たった1人が面白かったと言えば、それは面白い映画なんです。

でもごめん。やっぱりこれだけは言わせて。

そして最後に。

オープニングから圧巻でしたね

既に持ってる人もまだの人も、このサントラを毎日聴こう。

※コンプリートバージョンもチョーオススメ。

はー。書いてたらまた観に行きたくなっちゃった。そしてLAにも行きたくなっちゃった。

いやー。映画って本当に面白いですね。

次回ラ・ラ・ランドの事をブログに書く時は、映画シェフ、セッション、またアニーとの共通点について触れようかな。いつになるか分からないけど(笑)

ラ・ラ・ランドがボクに与えた影響はとにかく大きい

さ。また明日からもがんばろう。ラ・ラ・ランドを胸にがんばろう。

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