本文へ移動する

世界の壁はとんでもなく高かった。とにかく今はサッカー日本代表にスタンディングオベーションを送りたい。

グループリーグ突破の為に逃げたポーランド戦。

そして力を出し尽くし負けたベルギー戦。

いずれにしても批判されてしまう日本代表選手たち。これはサッカーに限らず、ビジネスの世界でも同じ。

ある商品を10,000円に設定したら高いと言われ、8,000円に設定すると安いと言われる。じゃあ、間を取って9,000円にしようものなら中途半端と言われる。結局決めるのは自分。そしてやっぱり結果が全てである。

日本が先手をとり、FIFAランク3位で優勝候補でもあるベルギーを最後まで苦しめたが、試合終了間際の失点で初の8強を惜しくも逃した。

後半ロスタイムに逆転ゴールを奪われる

防戦一方になりながら懸命に耐え抜いた日本代表だったが、あと一歩のところで、歴史を塗り替えるには至らなかった。

後半3分に原口のゴールで先制、そしてその4分後には乾のミドルで追加点。この立て続けのゴールに日本中は歓喜し、感動し、興奮し、そして・・・油断した。

一進一退の攻防を繰り広げた前半。後半開始早々の2得点。この誰もが予想しなかった展開にいつの間にか勝てるという意識が生まれ、スマホを見始め、たくさんの人たちのツイートを見る。一番肝心であるはずの試合を横目で見ながらツイートやリプライ、引用リツイートしてしまう。人によっては次のブラジル戦の日程、またはキックオフ時間まで調べてしまった人もいたであろう。そんな余裕なんてどこにもないはずなのに、勝ちに慣れてないボクたちは明らかにその時点で油断をしてしまったのだ。

川島のポジショニングミスから1失点を喫し、事の重大さに気づき、慌ててスマホを手放し、試合に再度注目するや否や、途中交代のフェライニに同点ゴールを許し、更には後半ロスタイムに高速ロングカウンターからシャドリに逆転ゴールを奪われ、その直後に試合終了のホイッスル。まるで夢だったかのような後半の45分だった。

昌子には日本を代表するCBになってほしい

世界の壁はとんでもなく高かった。

この日本サッカーの浅い歴史に神様は「 まだ早いよ!」「 もっと頑張れ!」って試練を与えてるのかもしれないね。日本代表はベスト16に相応しいチームであった。でもベスト8にはまだまだが足りてない。それだけのこと。

日本中が1つになった瞬間

ワールドカップ開幕直前にハリルホジッチが電撃解任し、心落ち着く間もなく西野監督が就任し、メディアやサポーター、そしてボクたちからも厳しい目で見られつつ、グループリーグ全敗での敗退が脳裏によぎりながらも、ここまでの大躍進にボクたちは驚き、感動し、夢を与えてもらった。本当に悔しい。悔しい気持ちに変わりはないし、心の整理がなかなかつかないけど、それはピッチで戦っていた選手たちが一番感じていること。

とにかく今はサッカー日本代表にスタンディングオベーションを送りたいと思う。ありがとう。日本代表。どうか胸を張って帰ってきてほしいな。

ありがとう!日本代表!

そしてロシアワールドカップはまだまだ続く。日本代表は敗れたけど、引き続き、みんなで最後まで一緒に楽しもう。 #親愛なるサッカークラスタ で盛り上がろう!

ページの先頭へ