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ラ・ラ・ランドを彩り豊かで多彩な音楽と表現するならば、ファースト・マンは黒一色で無音の境地。映画ファーストマンを観に行ってきました!

人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である

宇宙飛行士 ニール・アームストロング ( 人類で初めて月面に降り立った人

今年最も楽しみにしてたと言っても過言ではない映画「 ファースト・マン 」

これを観ないで何を観るのよ。なんたってボクの大好きな監督、デイミアン・チャゼル、そしてこれまた大好きな俳優ライアン・ゴズリング。あのラ・ラ・ランドの最強コンビですからね。で、公開日に合わせて、ラ・ラ・ランドが地上波初登場。Twitterのトレンドに載っていました。またそれに合わせてボクのブログのランキングも急浮上。一気に8位にまでなっていました。

ボクの影響でラ・ラ・ランドを観た人がとてつもなく多く、たくさんの人がそのツイートをしててまた色々と思い出しました。あの映画は色褪せないねー!

でね。肝心のこの映画。

ファースト・マン

あ。まだ観てな人の為にネタバレは書きませんので安心を♡

とにかく「 息を飲む 」とは、このことを言うんだなと。

ラ・ラ・ランドを彩り豊かで多彩な音楽と表現するならば、ファースト・マンは黒一色で無音の境地。

ここまで対照的な映画を作るチャゼルはやはり天才としか言いようがない。IMAX用に撮影されたと聞いてたので映像と音響も一緒に楽しむものかと思ってたけど違った。映画館は無音も楽しむ場所でもあったのだ。

鑑賞中、ドリンクを飲む事、いや、呼吸をする事さえ、何だか周りに申し訳なく感じるくらい無音の時間が長く、静かで重い空気が終始流れていました。宇宙を表現するのはそうじゃなくちゃいけないんだ。( 映画ゼログラビティを思い出しました。)

ちなみに皆さん、どんな話かはさすがに知ってると思うけど、50年前に人類が未だ成し遂げた事のない月面着陸へ向けて、多くの困難を乗り越えて挑んでいく人たちの物語です。予告CMも貼っておくね。

最近は本編で使われてないシーンを予告で使う事が多いばかりか字幕まで全然違う。勉強になります。 尚、ファースト・マンを、ラ・ラ・ランドを想像して鑑賞しに行ったらまるで違う映画なので注意してね。何しろデイミアンチャゼルが実話のメガホンを握るのは珍しい。セッションもララランドもオリジナル映画だしね。主人公のニール・アームストロング演じるのはライアンゴズリングなんだけど、セブと同様、無口で多くは語らず、それでいて少しクセのある役柄で、とってもピッタリな配役でした。

月へ無事着陸できる確率は、、、分からない。

なぜなら一度も実現していないから。誰も成し遂げていないから。そんな夢を実現させる為に、常に死と隣り合わせの男の孤独感と葛藤を描いた作品です。

映像、そして音楽ともに最高。宇宙と月はこれだけ静寂で美しい。と、行ってもないし、行くこともないのに(笑)勝手に近くに感じている自分がいました。

また、夫を見守る奥さん役のクレアフォイ( 蜘蛛の巣を払う女 )の演技はすごい。途中涙を流しそうになる場面も。

それとね、もし誰かと行くのであれば、気心の知れた人や、長いお付き合いの人と行くのをオススメします。付き合ったばかりの彼氏、彼女とかだと、ここでお腹鳴らないでー!って恥ずかしくなって映画が頭に入ってこないかも!それくらい無音なんです。ホントに笑

というわけで、今日は以上。

もっと詳しく書きたいけどネタバレになっちゃうのでやめておきます!

いやー。映画って本当に素晴らしいですね。

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