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そこに本当の意味での愛情がなければ、色々な意味で逆にお客さまに伝わってしまう。

最近、朝の独り言的なFacebookへの投稿がモノスゴイ反応が良いです。発信のやり方って色々あるなぁって思う今日この頃。

さて、そんな本日も今朝の投稿に関係するお話です。

でも今朝ので最終回です。テヘペロペロンチョ。

でも今朝ので独り言的投稿は最終回です。テヘペロペロンチョ。(笑)

以前、ケイスケオクノヤの第1弾のボーダー短パンを購入してくれた人が、今月上がってくるカーディガン(第3弾)もずいぶん前に予約してくれました。でもどちらが間違えたかは最終的には分からなかったんですが、既に皆さんが履いてくれてるパイル地短パンを注文してくれたものだとばかり思い、フツーにその人のお家に配送しました。

そしたらその彼からね。メッセージがきたんです。「 あれ〜。ボク、カーディガンを注文したつもりだったんですけど〜。でもいいです。この短パンも買います!もちろんお金も払います!ありがとうございました!」って・・・。

でもね。ボクはこのメッセージを見て、ん?って思った。それは、注文を間違ったのはどっちだろう?って事ではなく、もしかしたら彼、ムリしてるんじゃないかなぁってね。

彼とは数回しか会ってませんが、スゴく気遣いができて優しい人。最近マイホームを建てて、お子さんも生まれたばかりです。もしかしたら以前とは異なり、お小遣い制になってるかも。いや、もしかしたら前からお小遣い制だけど、もっとお小遣いを減らされてる事もあるかも。そんな人に12,000円の短パンはきっと高いに違いない。彼と仲良しの友達とかも買ってるから!って、短パンさんがせっかく送ってくれたから!って、ちょっとだけムリしてるに違いない。って、そんな風に勝手な想像をしたんですよ。

で、ボクはメッセージをしました。

「 ムリしないで!欲しいって思ってくれるのは嬉しいけど、最近お家も建てたし、お子さんも生まれたし、色々大変でしょ〜。(笑)だから全然気にしないで、マジで返していいよ!そもそも間違ったのボクかもしれないし〜 」って。

そしたら彼からまた返事が。「 色々とお気遣いいただきありがとうございます。短パンさんの気持ち嬉しい。感動です。今回は遠慮なくお返しさせていただきますね。次のカーディガン。ボクカーディガンとか着た事ないので、めちゃめちゃ楽しみにしてます!」って。

これを見て。ああ。メッセージをしてみて良かった。って思ったんです。

たかが、12,000円。されど、12,000円。

たとえ、ボクの事を好きでいてくれても、尊敬してくれてても、ステキと思ってくれてても、ムリに買う事はないんです。いくらスゴい仲良くたって、買いたくないものは買いたくないし、買えないものは買えない。

よくね。お洋服屋さんでもいるでしょう。これもいい。あれもいい。って次から次へと商品をススメてくる人。いやいや、先週も10万以上購入したばかりだし、そんなに買う金ないし、そもそもこの店員さん、彼の事を本当に考えてくれてるのかな?もしかしたら自分のお店の売上の事しか考えてないんじゃないかな?ってね。

そこに本当の意味での愛情がなければ、色々な意味で逆に伝わってしまうんです。

「 あ。このヒト、自分の事しか考えてないかもしれない。」「 自分のお店が良ければ、何でもいいのかな。」って。

はい。

アナタが作る販促物は、本当にお客さまを思っての事でしょうか。お客さまに役立つ情報、お客さまの悩みを解決すること。そういう想いのもと、作られてますでしょうか?

アナタがソーシャルメディアで発信してることも同じ。本当に誰かに喜んでもらおうと思って書いてますでしょうか。誰かを思い浮かべて投稿してますでしょうか?

毎回毎回、お客さまはアナタのお店には行けません。毎月毎月、お客さまはアナタの商品は買うことはできません。

当たり前ですよね。

これやったら、〇〇さんが笑ってくれるだろうな。
これ書いたら、〇〇くんが喜んでくれるだろうな。

販促でも、広告でも、ソーシャルメディアの発信でも、誰かの顔を思い浮かべて、誰かのキモチを想い、やっていくものだって思います。

「 ああ。このお店、この店員さんって、本当に私の事を思ってくれてるんだな。」

そう思ってもらうことが大切であり、愛情であると、ボクは思います。

届いてくれてますよね?

お客さまは別にアナタのお店でお洋服を買いたいワケではない。だってどこでもお洋服なんて売ってますし、買わなくてもいいっていう選択肢だってあるワケですから。

それでもアナタのお店で、アナタからお洋服を買ってくれる理由はなんだろう?

それをもっと知ることが必要ですよね。

もう1度言います。

どんなに良い内容のブログを書いても、どんなにFacebookで素晴らしい投稿しても、どんなに分かりやすいDMをお送りしても、そこに愛情がないと、本当の意味ではお客さまには伝わらない。

そういうことです。

では。では。

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