そのお店が閉店したのは、お客さまに価値が伝わってなかったということ。
ボクが出勤前に寄るスタバの前にはベルコモンズというファッションビルがあります。
いや、正確には、、、「 ありました 」か。
そうなんです。
先日、38年という長い歴史に幕を閉じました。
38年ですよ?!38年!!
ボクが生まれるよりも前だし。
( 一部では、お前の方が年上だろ。とも言われてますが・・・(笑) )
注 ) 青山ベルコモンズとは・・・
ファッションビルのはしりとも言われた、婦人服専門店の入ったファッションビル。Wikipediaにも載るほどの有名な商業施設です。
とはいえボクも、こんなに会社から近いのにもかかわらず、
通り過ぎるだけで、全くもって入る気さえしなかった。
最近入ったのはいつかも覚えてないほど。
セオリーが入ってても、CIBONEが入ってても、DEAN & DELUCAが入ってても、
ボクにとっては全く魅力がなかったという事になりますよね。
もしかしたら皆さんにとってもそうなのかも。
ただの待ち合わせの場所でしか使わなかった人も多いかもしれません。
どれだけ一世を風靡したとしても、どれだけ立地条件が良くても、どれだけ魅力的な商業施設だと言われたとしても、
結果、ここ何年か、いや、何十年かは、お客さまにとって魅力がなかったってこと。
そのお店が閉店したのは、お客様に価値が伝わってなかったということ。
そういう事ですよね。
でもね。
確かに閉店も多いですけど、、、もちろん出店も多い。
ご存知のように昨年、今年と、たくさんの商業施設が全国にオープンしてるし、予定をしてます。
近くにショッピングセンターばかりできちゃって、ますますウチのお店は厳しい。
消費税も上がってしまい、ますます売れなくなる。
そう思ってるお店も多いですよね。
確かにそうかもしれませんが、今のまま、、、何もしなければ、、、
その通りになってしまう。
規模は違えど、いや、規模が小さいからこそ、まだまだたくさんやれる事があると思います。
だって、これやっちゃダメとか、あれやっちゃダメとか、なんも規制なんてないもの。
隣のお店がどれだけ安売りしたって、
近隣にめちゃめちゃデカい商業施設がオープンしたって、
目の前にいるお客さまとの関係性をしっかり築いていれば、
そんなに不安になることはないかもしれない。
ブログをお引っ越した師匠の藤村先生のブログにこう書かれてます。↓↓
【 新規の客より、既存顧客を死ぬほど大切にしよう 】
そんな文中の一部を抜粋。
—
既存顧客は何もしなかったら、1年で20~30%くらい流出していく。
としたら、3年くらいですべていなくなることもあるわけです。
モノが売れない、モノ余りの時代です。
あらゆる市場で製品は飽和状態と言ってもいいくらいです。
お客さまも少なくなっていく。
もう満腹のような状態です。
だから、お客さまとの「関係性」が一番重要になっているのです。
顧客との「関係性」の確立が急務と言っていい。
そのために、ニュースレターを出したり、
ソーシャルメディアでコミュニケーションすることが大事なのです。
—
ハゲシク同感ですよね。
まずは、目の前のお客さまを一番に大切にしましょう。
だって、いつも来てくれてるお客さまを大切にしてなかったら、
新しいお客さまなんて皆無に等しい。
だから今一度、既存のお客さまにしっかり目を向ける事が大切なんです。
では。では。
あ。
お洋服屋さん向けのこのセミナーでは、そんなお話をしようと思ってますので~。↓
※ ごめんなさい。サイト内にアパレル業種以外もって書いてますが、、、今回はアパレルさん限定とさせてください。