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ボクたちはこの会社、そして大山社長から、経営者として、人として本当に大切な事を学びました。奥ノ谷塾2日目は、日本理化学工業さんを見学しに行ってきました。

ボクは今、この素晴らしい会社を単純に、どうやったらもっと多くの人に知ってもらおうかなと真剣に考えています。

日本理化学工業株式会社

いやいや、お前が紹介するまでもないし。あんたたちの会社よりよっぽど有名だし。ちょっと前にカンブリア宮殿も出てたし。みんな知ってるし。と、そう思う人はそれでいい。

でもボクのSNSの発信で、この会社、このお店、この人を知る事って、ある意味カンブリア宮殿と同じじゃない?

ボクを通じてOWNDAYSを知った人は修治さんのファンになり、メガネを買い、本を買うかもしれない。ボクを通じてフュービックを知った人は黒川社長を知り、ドクターストレッチを知り、通うかもしれない。ボクを通じて、坪田さんを知り、米倉先生を知り、本間先生を知り、最近では田中ひろのぶさんを知る。で、本を買う。ファンになる。それはこの人たちにとっては良いことです。だからそれでいいと思う。

奥ノ谷塾 2日目

奥ノ谷塾 第1講の2日目は、社員さんの7割が知的障害者のチョークを製造している会社、日本理化学工業さんを見学させていただきました。

昨年奥ノ谷塾でゲスト講師を務めてくれた本間正人先生の紹介で4ヶ月待ちの末にやっと行くことができました。昨日講師を務めてくれた米倉先生もよく知ってる会社、よく知ってる社長さん。

工場風景

一言で言うと、いや、一言で言う事もできないくらい感動でした。

どう考えても、これまでこの会社に見学しに来る人たちとは違う。なんなんだこの軍団って、正直、大山社長は思ったはず笑笑

だって1人はチンピラ風のセーター着て短パン履いてるし、1人は帽子かぶってるし、Tシャツだし、パーカーだし、カジュアルだし、誰もスーツ着てないし、ネクタイもしてないもんね。毎日多くのお客さまや、取引先の方、またメディアや取材、そしてボクらと同じように会社見学に来る人。たくさんの人に出会ってると思うので、そういう意味では個性的な経営者たちだったなと、少しでも記憶に残ってくれたら嬉しいなと思いました。

奥ノ谷塾のみんなと

肝心の日本理化学工業については、少し前の記事ですが、こちらをどうぞ。

社員7割が知的障害者。「日本理化学工業」が教えてくれたこと。

ね。この記事を読んだだけで、とても感銘を受けます。福祉とか慈善事業の話じゃなくて、人の幸せとは「人の役に立ち、人に必要とされること」と。

実際に行ってみたい。見てみたい。話を聞いてみたい。みんながそう思う。現にボクたちも本間先生からこの会社の事を聞き、事前に色々と調べて、この日に至ったことは事実ですからね。

でも果たしてそれだけでいいのかと。ボクは現地に行って、社長の話を聞いて、現場を見させてもらい、尚更そう思った。

チョークのシェアは7割を占めていると言えども、競合他社が倒産、廃業したり、そもそもチョークが世の中に需要がなくなってる事を危機感と捉えてる。シェアが上がっても生産量が減っているということね。

だってそうでしょ?よく考えて。

学校の黒板も今やホワイトボード化が進んでる。会社も同様、ホワイトボードどころか、デジタル化が進んでる。

チョークは身体に悪いというイメージが勝手に染み付いてる人が多いけど、実はそんな事なくて、口に入れても、もっと言うと、食べても身体に害はない。( 美味しくはないけど )そんなチョークを作ってることを皆さんご存知でしたか?

その他にもお風呂で使えるチョークや、ガラスや窓にも描けるチョーク。サッと水やタオルで拭けちゃう。

こうして新商品を開発したり、『 全ての世代に楽書き(らくがき)文化を 』という想いのもと、日々奮闘している会社がそこにはありました。

ニュースサイトやメディアを通じて、「 知的障害者を雇用している事 」に注目されがちだけど、、、いや、もちろんそこも本当に素晴らしくて、社長の話に思わず一同涙しました。その話にはマニュアルなんてなく、どうしてこの会社ができたのか。どういう想いで経営してるのか。昨年亡くなったお父様から引き継いだもの。を、ただただ淡々と丁寧にお話して下さいました。

大山社長が全てご案内してくれました

彼らにとってはそれは今では普通のこと。相手の理解力に合わせて仕事を教えるという部分では、健常者でも障害者でも同じ。それで伝わらなかったら教える方に問題がある。

つまり、会社の売上が上がれば社員さんのおかげであり、会社が利益を生み出せなければ社長の責任なのです。( 以前からボクが書いてること )

どんな人でも活躍する場を

みんな、とてもシンプルに生きている。

途中、「 障害者を雇用してるチョークの会社の社長 」というイメージから「 とてもアツい想いを持ったチョークの会社の後継経営者 」というイメージに変わりました。

ボクたちがやってる事、もちろん素晴らしいと言ってくれる人がたくさんいるのは知っています。でもどんなに良いことしてたって、社会貢献してたって、会社が売上上がってなかったら、利益出してなかったら、全く意味がない。説得力がない。今いる人たちも離れていく。それって皆さんも同じじゃないですか?って、そんな話もしてくれました。

本当の意味で「初心にかえる」というのはこの事を言うんだなと。

ボクたちはこの会社、そして大山社長から、経営者として、人として本当に大切な事を学びました。

では。この会社にどんな恩返しができるだろうか?

もちろん大山社長はそんな事をボクたちには求めてない。けど、「 7割が知的障害者の会社 」ではなく「 日本が誇る素晴らしいチョークを作る会社 」という事を世にもっと知ってもらう発信をしていきたいと心から思ったわけです。

この本でも有名。しかもボクは10年前に購入して読んでいた事をAmazonが教えてくれた。お恥ずかしながら忘れていました。そしてさっきKindleで購入して思い出しました。

日本でいちばん大切にしたい会社

日本理化学工業を見学し、ほとんどの企業が、勉強になった。で終わり、しばらくすると記憶からなくなるかもしれない。そして何かのメディアで取り上げられたり、本を見つけたりして、あ!って思い出すことはあるでしょう。でもボクは、ボクたちはそうあってはいけないと思っています。無償の愛情を受けたからにはボクも無償の愛情で返したい。だからこのチョークがもっと売れる為にはどうしたらいいかとおせっかいながらも本気で考えたいと思った。ボランティアではない。これはただのボクの強い意志だ。アツい想いだ。

どこかの会社、どこかのお店が日本理化学工業さんのチョークを使い、このチョークすごいいいんだよねー。書きやすいし、どこでも描けるし、キレイに消せるし、使い勝手がいい。しかも全然身体に害がないんだよ。って話してる人が、え?マジで?このチョーク、知的障害者の人たちが作ってくれたものなの?!って思ってもらえるように。

これ伝わってくれてるかな?

見学させてもらっても、ボクたちはそこまでチョークを使わない。帰りにみんなで購入したけどね。つまり何も発信しなかったらボクらただ勉強しに行っただけ。勝手に心で感動し、こんな会社があるんだ。明日から頑張るぞ。って思うだけ。

ボクはそうは思いたくない。

だからね。冒頭でも書いたけど、ボクの発信を見て、この会社の素晴らしさを知ってくれるのはもちろん嬉しい。でも軽はずみに「 私も行きたーい 」なんて思わないでほしい。社長の気持ちとは相反してるかもしれないけど。オレとつながってる人は特にね。そういう輩が多いから。じゃあ、行ってSNSで発信したらいい。ブログ書いたらいい。とか、そういうことでもない。

大山社長はね。ボクらにこう言いました。

障害者を1人雇用するということはとてつもない覚悟と責任があると。その人の将来を。そして自分の会社の未来を。それくらい考えて、人、1人雇用してると。

でもそれって障害者だからじゃないと思う。ボクたちの会社も同じだと。

説得力。

どんなに良いこと言っててもね。どんなに人に教えててもね。なんかSNSで活動的に見えてもね。活躍してそうに見えてもね。

稼いでなかったら意味ないんです。

だから今はその辺が垣間見えて、みんなの発信がとても陳腐に感じるのは事実。

素晴らしい会社であること。素晴らしい人であること。そうなる為には何より売上を作らなきゃいけない。

好きなことをやるのは大いに結構。楽しんで働くのも大いに結構。遊びと仕事の領域をなくすのも大いに結構。馬鹿げたことをやるのも大いに結構。

でも、聞いて。

好き勝手に。楽しんでるだけ。遊んでるだけ。馬鹿。じゃあ、成立しないの。

ボクは自分の商品サービスを売ります。売って売って売りまくります。そして近くにいる、奥ノ谷塾の人たちを盛り上げます。更に、必要ないくらい大活躍してるけど、尊敬してるゲスト講師の人たちをたくさん紹介して、ほんの少しだけでも貢献できるよう応援します。それが恩返しだと思ってるから。そして昨日見学に行った日本理化学工業の事を宣伝します。チョークや新商品を売ります。

この順番分かる?

この順序分かってる?

いつまでも説得力ある人間でい続ける為に、ボクは日々努力するのだ。

最後は大山社長と一緒に

自分で言うのもなんですが、いや、だから自分で言うんですが、奥ノ谷塾2020、初っ端からすごい2日間でした。

最後に。

日本理化学工業はチョークだけじゃなく、新しい定番商品があって、これが全く新しいタイプの筆記用具でとても魅力的でした。その名もキットパス。

きっと世界に届く!キットパス

子供のお絵描きだけじゃなく、学校、やオフィス、店など、アイデア次第で使い方も広がります。ガラスやホワイトボードに凹凸のない窓ガラスに描いて、カンタンに消すことができる。

早速しみを画伯も描いてました。

FCマツモトも初登場!笑

また、ピンタレストにキットパスのフォトギャラリーがある事を発見!

もし気になってくれたら、Amazonや他のサイトでもカンタンに購入できますが、少しサイトが古いから買いづらいかもだけど、もし良かったら、下記、日本理化学工業さんのオンラインショップで直接買ってくれたらとっても嬉しいです。

小さいお子さんがいる方はもちろん、甥っ子さんや姪っ子さん、また老若男女問わずお絵描きが好きな人、そして会社やお店でホワイトボードを使ってる方、また鏡やガラスに何か書いて、お客さんに伝えたい!と思ってる方たちにもオススメです。色もたくさんあるし、こんな書きやすいんだ!ってビックリしますよ。

また、購入した人はこんな事に使える!ってアイデアも募集してます!よろしくお願いしますー!

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