お客さまは、アナタのお店で、ただお洋服だけを買ってるワケじゃない。
こんにちは。
この時期にセールしなくても売れているお洋服屋は、既存のお客さまをちゃんと大切にして、自分のお店の価値をしっかりと伝えているから。
以前、反響があったボクのツイートより。
ボクの大好きな人が働くお洋服屋さんに「 全くセールをしないお店 」があります。
それが、たとえ、大型のショッピングセンター( 以下、SC )の中で、他の店舗がセールしているのにも関わらずでも。である。
出店(オープン)当初は、やっぱりあったみたいですよ。
「 なんでここだけセールしないの? 」
「 なんでここは安くなってないの? 」
「 ここだけ高くて買えないわ。 」
っていう声が。
でも今はそんな声もだいぶ少なくなってきたらしい。
もちろんSC内で全てのお店がセールをやっているので、初めてそのお店に入った人は聞いてくることはあると思う。
でもそのお店を知ってる人。つまり、いつも来てくれるお客さんは、何も言わないんですって。
「 ここセールやらないもんね~ 」
「 でもいいの。アナタから買いたいから 」
「 新しい秋物入ったら教えてね~ 」
そう。
「 SALEをやらない 」という事を、お客さまにしっかり伝える事で、伝え続けてる事で、自然とお客さま自身が認識をしてくださってるんですよね。
だからね。
SALE商品ばかり求めてくる人。安いモノだけを買おうとしてる人。
その人たちは、そのお店のお客さまじゃないって事です。
届いてますか?
もちろん、決してSALEが悪いことではありません。
いつもご購入して下さるお客さまに感謝のキモチを込めて還元する。ちゃんとそういう意味を伝えていればね。
でも決して全てをお客様に合わせる事はないってこと。
だってお客さまは神様でもなんでもないですから。
アナタのお店にSALEを目当てで初めてのお客様が入ってきたとします。そのお客さんは、もっと安くして、もっと安くしてと言う。更に、同じ商品、アノお店では、もっと安かったよ。と言ってくる。
それに全て応えちゃった場合、どうなると思います?
基本的に、そのお客さんはSALEの時にしか来ないでしょう。更には、次来る時は、もっと安くしてと言ってくるだろうし、もっとワガママな要求をしてくることでしょう。
そのお客さまは、本当にアナタのお店にとって、お客さまでしょうか?
そういうコトです。
自分のことを「神様」と思っている人が多いんです。
でもそうさせちゃったのは、もしかしたらそのお店の責任かもしれない。
でもそんなお客さまを相手にするよりも、、、プロのお洋服屋としての情報を発信し、プロのお洋服屋としての接客やコーディネイトをし、プロのお洋服屋として、お客様にステキや、幸せを提供する。
それができるお洋服屋が、これからもっともっと繁盛していくんだと、ボクは思います。
お客さまは、アナタのお店で、ただお洋服を買ってるワケじゃない。
こんなお洋服着て、旅行に行きたいなぁ。
こんなお洋服着て、コンサートに行きたいなぁ。
こんなお洋服を着て、デートしたいなぁ。
こんなお洋服着て、パーティーに行きたいなぁ。
お客さまはきっと、そんなコトを思って、そのお洋服を買うんですからね。
お洋服は決してモノではない。その先には体験がある。
ま。いつも話してる事ですけど・・・。
だからこれからも、お客さまと価値と価値の交換をしましょうね♪
では。では。