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情報量はとんでもなく増えたけど、ボクたちのキャパは限られている。いつの時代も誰が言うかが重要なんだな。

イオンを中心とした全国のショッピングセンターに書店を展開する未来屋書店にね。ボクの手書きのポップが置かれた模様。

全店ではないと思うけど、すげー嬉しい。そしてまだまだ売れてるみたいで嬉しい。買って読んでない人も結構いるんだろうな。未だに本に慣れてないからを理由に読んでない人も。でもね。本を読まないなんてもったいない。って、オレの勝手な想いだけど笑

慣れてなくてもボクのSNSの発信を見てる人はボクの本だけは読もう笑 読みやすいから。で、それをキッカケに1人でも多くの人が本っていいね。本読んでみようかな。って思ってくれたら嬉しい。

で、こんな興味深いニュースも。

「若者の本離れ」を嘆く出版業界の大きな間違い

アメリカでは電子書籍の増加で書籍市場全体が拡大。紙の書籍もほぼ横ばいに対し、日本は電子書籍はわずかに伸びてるものの、紙の書籍は年々と軒並みマイナス。若者だけではなく全ての世代が読まなくなったという内容です。

この記事をシェアしていたのは、あの成毛さんです。この方のFacebookの投稿は欠かさず見ています。それくらい面白いし、とっても勉強になります。

記事では日本人が貧乏になったから本を読まなくなったという結論のようだ。若者だけでなく全世代で読まなくなったといいたいようだ。たしかにそれもあると思うのだが、はたしてそれだけであろうか。

出版科学研究所のデータを見てみると、書籍販売部数は1988年がピークで9億4300万冊。2015年には6億2600万冊に減少している。減少は3億1700万冊だ。

いっぽうで文科省の社会科学調査によれば、図書館からの帯出者数は1989年には7600万冊。2014年には1億8140万冊になっている。増加は1億540万冊。図書館が貸し出し実績を作るために売れ筋を大量に仕入れるという効果もあるはずだ。

同期間の少子高齢化の影響も考慮するべきだろう。高齢になるにつれ読書数は激減するはずだ。老眼の影響が恐ろしいほど大きいのだ。これは自分自身実感している。めっきり紙の本を読む時間が少なくなったのだ。

さらに80年代から90年代には『窓際のトットちゃん』800万部、『アンネの日記』600万部、『五体不満足』480万部、『日本沈没』460万部、『脳内革命』410万部などのお化け本が続々と登場している。当時はいまほど多様性が重視されることなく、本だけでなくファッションや音楽なども老若男女日本人全員が「流行」に乗ったのだ。したがってお化け本は出にくくなった。

というわけで出版界の苦境は複合問題だと思うのだ。でもね、個人的にはこれだけは言えてる。Kindle化されていない小説はどんなに星がついていても読まない。出版点数が多くなった分、選択の幅も広がったのだ。電子書籍嫌いの頑迷な作家に付き合って紙の本を増やすつもりなどない。

と、勝手に引用してごめんなさい。でも説得力ありすぎて首を縦に振りまくり。頭が取れそうになりました。

その他にも今話題のコロナウイルスに関してもこのように言及しています。

過去に比べて情報量がとんでもなく多くなった事は今更説明する必要ないけど、逆に多くなりすぎた事で惑わされてる人も多い。人間のキャパってやっぱり知れてて、ツイートにも書いたように、結局は信用してる人、好きな人が発信してる情報を信頼し、また、モノ、コト、ヒトの事を知り、共感したりするんだなと。

こんなフェイクニュースも出ちゃうしね。

ね。だからたまには自分で勉強してみよう。その為にはSNSだけじゃなく、本や映画、様々なモノに自分から触れるのが重要だと思うんです。そしてなにより、まずは自分を信用するのが大事かなと。

そうそう。先日、70歳を越えた博士号を取った方に電子工学と歴史について2時間以上お話をさせて頂きました。

改めて大人になって歴史を学ぶようになったボクにとってとても刺激的でした。また、今、YouTubeでそういう教養を学ぶ動画が流行ってる事や、本屋でもそういった本がたくさん並んでる事を告げると、すごく嬉しそうでした。まだまだ日本も捨てたもんじゃないな的な?!

既に現役を退いていますが、こういう方こそがYouTubeを使って発信したら今の若者たちにとってものすごい価値になると思った。

失敗は成功の母。とは、よく言ったものですが、言葉の重みが違う。こういう方に若者たちが出会えたらもっと日本は明るい。歴史が分かってこその今があり、未来があるんだな。

今日は以上です。

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