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果たして本当に買いたい服がないのだろうか?それってお客さまに服を買う理由が伝えてないだけじゃない?

果たして本当に買いたい服がないのだろうか?それってお客さまに服を買う理由が伝えてないだけじゃない?

 

先日業界内外?で話題になった10月3日発売の、ボクの日経ビジネスは、いつの間にやら遠い大阪まで渡り歩いているという事実(笑)( えっと、正確にはkisobarで木曽さんから奪ったものです。はい。)

スミさんからのトモーコケイコちゃん → マイマイおっきーってね。次はどこいくのかしら?(笑)

あ。その問題の日経ビジネスはコチラね↓

買いたい服がない

買いたい服がない

お洋服に携わる仕事をしてる人たちは、もう、みんな読んだかな?

まー。読んでなくても、読んでてもこういった暗い話題はまだまだ続く。追い打ちをかけるように?日経ビジネスオンラインではこんな記事も。

※タイトル衝撃です。気をつけて!

<「 アパレル業界は集団自殺している 」ワールド元幹部が語る、業界不振の病根 > ( 会員登録しないと全文見れないよ。)

その一部抜粋すると。

自動車と同じように、若者の気持ちが服から離れています。今は服に金と手間をかけるのがむしろかっこ悪いという風潮すらある。ただ、これだけ古着のマーケットが存在し、それに耐えられる品質の服が流通しているという土台もあるので、これが残っている今のうちに手を打つしかない。

 アパレル各社のプロパー消化率(定価販売商品の売上比率)を見たら、あまりに低くて恐ろしくなります。確かに「定価とはなんだ」という気持ちにさせられますよ。小売店が販売促進のために値引きをするのと、メーカーが陳腐化した商品を切る意味で値下げするのではまったく意味が違う。それなのにセールが常態化し過ぎて、値引きと値下げの違いが分からなくなり、お客様にも同じように見えてしまっています。

ね。もう。これ、全文読んだだけでも結構な時間かかっちゃうけど、ここでブログを閉じずにもう少し見て。

きっとこのまま業界は蝕まれていきます。残念ながら。止まる事はありません。

でもそれをただ悲観して、アナタは何もしないの?って事を言いたい。

何もしないのであれば、さっさとお店をたたんで、違う仕事をイマスグ探した方がいいってことです。でもそういう人はきっと、どんな仕事に就いても、環境や周囲のせいにするから厳しいかな。っていうのが、ボクの正直な意見。( じゃあダメじゃん! )

でもさー。ボクの周りを見る限り、確実に売れているお洋服はあるし、繁盛してるお洋服屋はある。って話です。

業界全体を見たらさ。そりゃ落ちていく一方ですよ。でもボクらのような中小企業。そしてアナタのような1店舗のオーナーや、店長であれば、まだまだ全然やれる事はあるし、むしろチャンスでさえある。

なぜチャンスかって?

それは、他社は何も策を練ろうともしてないし、何もやろうとしてないからです。

もしかしたらね。ボクの周りには「 ホントにお洋服売れてないの?」「 ウチめっちゃ売れてるけど!」って人も少なくはないはずです。

そういう人達はきっと、お客さまにちゃんと「 買いたい 」って思ってもらえる理由を作ってあげてる。お客さまがアナタから買いたい。アナタのところでしか買買わない。って思ってもらえてるってこと。

隣にユニクロができたって、近くにイオンができたって、そんな事はお客さまには全くカンケーのない話。そしてアナタも気にする必要がない。

だからボクはこんなツイートも。

アナタが見るべき相手はユニクロ?近くの商業施設?向かいのお店?

違うでしょう。見るべき相手はそこじゃない。

いつもアナタのお店に来てくれる。いつもアナタのお店で買ってくれる。その人を見るべきです。

そもそもお客さまをちゃんとお客さまと思ってる?その人をステキにさせてあげようと思ってる?そのキモチもないのであれば、何をやってもムダです。

でもまだまだできる事があるでしょう。きっと。ボクにも、そしてアナタにも。

買いたい洋服がない。わけがない。

それはこれを見てくれたら分かるでしょう。

Keisuke okunoya グループ。

Keisuke okunoyaの購入者の数は約1,500人 ※リンク先は一番最近のパックTeeです

お客さまは買いたいお洋服がないのではなくって、お洋服を買う理由が見つからないんです。であれば、その理由を作ってあげなくちゃ!だってその役目を担ってるのはボクたちなんだから。

あ。でもこれ、お洋服に限っての事だけじゃないからね。どんな業種業態にも同じ事が言えると思うのであしからず。

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