それでもアナタは、個人を出さない?販促しない?DM書かない?
アツいな〜。毎日アツいな〜。
そうなんです。講演もブログも同じようにアツい。
昨日のブログもそうですよね。
アクセスもスゴかった。
< お洋服関係の仕事をしてる人達は、ボクの繊研新聞の連載記事を見て何を思ふのか。>
そして今朝ももちろん連載は続いてます。
専門店やアパレルは来店や来場を促す新商品入荷やセール案内、展示会のDMを送る。ショップや企業のホームページにも商品の写真が並び、特徴を掲載するが、「これが販促で、客や取引先とつながっていると思っている」と、ピーアイの奥ノ谷圭祐社長は指摘する。
お客や専門店の元には多くの企業からDMが届き、客自身も多くの情報や好みのブランドを持っている。「当社と同じようなアパレルメーカー、レディスを扱っている小売店は星の数ほどある。ただのカッコいいDM、服の紹介だけしているブログでは埋もれてしまう」という。
また、アパレルは年4、5回の展示会案内、小売店も季節ごとの便りだけが多い。年数回の相手に響かないDMは販促になっていない。ピーアイも「フラムクリップ」を立ち上げた当初は、お洒落なDMを送っていたが、「反応が鈍く、苦い経験をした」という。
どうしたら相手に響き、印象に残るか。そこで、全国の取引先専門店に毎月、手書きの「短パン通信」の発行を始めた。A4判の3枚綴りで、内容は季節の話、何処に行ったや何を食べたなどの奥ノ谷社長の近況報告、販促とは何かなどがほとんどを占める。ポイントは手書きで、本業の商品の話は最後に少しだけ、商品の売り込みを全面に出さないこと。毎月のコンタクトと手書きは目を引き、商品に関係ない話も楽しんで読んでもらえる要因になっている。
それでも手書きには限界がある。そこで、SNS(交流サイト)の出番だ。SNSでお客とつながれば、「コメントしたり、“いいね”を押したり、リツィートしたりなど、シェアするだけでそれは手紙の役割りを担っている」つまりコンタクトを取り続けている事になる。どんなに離れていても、年に数回しか会わなくても、「いつも会っている気分となり、実際に会ったときにはより距離が近付いてる」関係作りこそが販促という。一朝一夕には関係性は築けない。だから忘れられないようにコンタクトを取り続けることが重要になる。
そして今朝はコレ。
ピーアイの展示会DMは個性の塊。手元に届くと、思わず笑みがこぼれる。タイトルが「週刊短衆」や「短の王子様・ニューヨークへ行く」「ケイスケと歩こう!ふらむ神宮前」「Tanpan」など、毎回時間を費やして奥ノ谷圭祐社長をモデルにパロディー版の表紙を製作している。
奥ノ谷社長は「個性が強すぎて嫌われることもあるが、賛否両論は当たり前」と、意に介さない。そもそもアパレルや専門店はすべての人を相手にはできない。趣味趣向は人によって違い、変わることもある。全員に好感を持ってもらうことは難しく、「商品を軸に無理に関係を築くより、好きな人ととことん関係性を築くことが大切」と話す。
例えばある専門店の顧客リストが300人の場合、全ての人に同じようにDMを出し、同じように来店を促すより、きめ細かな販促を150人に徹底的に行う方が売り上げは伸びている。そして、取り組みに共感してくれる顧客は発信する情報によって決まってくるという。
奥ノ谷社長は「このDMを楽しみにしてくれる人に届けたい」との熱い思いがある。この情報発信が「広がって、私を好きな人が好きな人を連れて来てくれる」。情報発信は思いや個性によってそれぞれだが、「かしこまらずに自分の言葉で伝える(硬くなく柔らかく)」、「クスッと笑える要素を取り入れる(楽しんでもらう)」など、おしゃれでなくても相手に伝わりやすいことが大事となっている。お互いに共感でき、「応援してくれる客と関係を作る」ことで、売り上げにつながると確信している。
うん。
良い記事。とっても良い記事。
もうこの2記事だけでも勉強になるでしょう?
こういったDMを送り続けて早5年。
そりゃ、もう送らないでほしい。って人や、ふざけてるのか?って言ってくる人もいます。
でもそんな遊び心を分かってくれる人。そして真剣に楽しませようとしてる事を理解してくれる人たちと、とことん仕事する。友達のような関係性を築く。そんな事が書かれています。
それでも皆さんは個人を出さない?販促しない?DM書かない?
明日も、明後日も、連載記事をお楽しみに。
あ。もちろんボクのSNSの発信もね。
では。では。