やっぱりこのままだとますますお洋服は売れなくなると思う。
やっぱりこのままだとますますお洋服は売れなくなると思う。
ふぅ。。。
怒濤の連続講演( まさかの週3回 )が終わりました。
で、まずは、ラクーンさん主催のアパレル限定の映画館セミナーについて、書こうかな。
参加者120名中。40名くらいはボクのお客さまや、昨年ボクの会社の本社で開催した短パン先生とトライに参加した人たちでした。
ラクーンのユキちゃんがTwitterで拾って写真をまとめてくれたよ。
その40名くらいの人達にとっては、ボクが師匠なんです。そのボクの師匠の話しを聞くんですから、もう教祖か、はたまた神様くらいに思ってた方も少なくないはず(笑)
この約40名の方々は、間違いなく行動に起こしてる人。( と、信じたい。)言わば、ボクを通じて、自分のお店をもっと盛り上げよう!もっと楽しもう!って、お店同士で自然とコミュニティができてるんです。
では。このセミナーに初めて参加し、新たにこのコミュニティに入る人達は何人いるだろう。
大盛況だったセミナーでしたが、一夜明け、ふと、そんな事を思ったんです。
ボクの講演を聞いて、何も響かない。何も共感をできない。なんて人が1人でもいたら、それはきっと、もうお洋服屋さんなんてやめた方がいい。って、そこまで思ってる。まぁ。それくらいアツく話すからね。
共感できないのは、ただアナタが認めたくないだけ。
きっと、やっぱり、どこかで、「 いやいや、まだまだお洋服はカッコいい方がいいから!」とか、「 いやいや、まだまだ作り手目線が 」とか、とにかくプライドや意地がジャマしたりしてるわけです。
でもさ。
それで売れてなかったら何も意味が無いんですよ。それで繁盛してなかったら何の意味も無いんですよ。って話。
一昨日のブログにも書いてますが・・・
「 ボクもオクノヤさんと同じような事をブログやサイトに載せてます!」って言うけど、それ、お客さまに伝わってなかったら意味ないです。
「 オクノヤさんの言うお客さま目線は分かるけど、やっぱり作り手目線も大事だと思う。」って言うけど、それでお店の売上上がってなかったら意味ないです。
「 オクノヤさん、今年こそはやります。」って言うけど、イマスグ、今日から行動に起こさなかったら意味ないです。
って、
伝わってますか?
もっと言いますよ。
お客さまはアナタのお店のお洋服なんて買いたくないんです。
お客さまは決して、ただお洋服を買いたいと思ってるのではなく、そのお洋服を通じて、毎日を楽しみたいと思っている。そのお洋服を着て、デートに着ていったり、パーティーに出席したり、記念日を過ごしたり。と、必ずその人には何らかの体験があるわけです。だからこそお客さまが笑顔になってくれる事をひたすら考え、行動しよう。
これが分かるのと、分からないとではまるで違う。
分からない人はただモノを売ってるだけ。きっとこの先もずっと売れないでしょう。
はい。
ボクのブランド、Keisuke Okunoyaをどうしても着たくて、それをモチベーションに36kgの減量に成功したオトコがいます。
beforeはこんな感じ。
彼( 油田圭介さん )と初めて会った時は、既にKeisuke Okunoyaを購入してくれてた時でした。で、開講一番、あれ?Keisuke Okunoya買ってくれたよね!いやいや、絶対着れるわけないじゃん!返品してよ!って、その場で言った事を覚えています。
「 いや、絶対痩せます。着れるようになりますから!」と圭介。
「 できるわけないじゃん。だって30キロは痩せないと着れないだろ。あれじゃ。 」って、正直内心思ってましたよ。圭祐は。
その3ヶ月後。
彼の投稿にボクだけじゃなく、誰もが衝撃を受けたのを覚えています。
4月末にオックスフォードを購入し、着れず、彼は、そこから決意したそうです。正確には5ヶ月。106kg → 70kg。
まさに彼にとって、ボクのお洋服が人生を変える服になったのです。
ライザップに通ったわけじゃない。マンツーマンでトレーナーを付けたわけじゃない。
ただただ、Keisuke Okunoyaのお洋服が着たくて、自己流の食事制限と、筋トレを続けた。
スゴくないですか?
ボクは感動しました。
きっとみんなもそう。
お洋服には、そんなチカラがある。
これ、もう彼にとっても、ボクにとっても、モノではないってこと。
やっぱりお洋服はこのままだとますます売れなくなると思う。
って、タイトルには書きましたけど、ボクのブランドは売れてますよ。以前も書いてますが、わずか1年半で、約6,600万。それもSNSのみでの販売。当然ながら広告なんてしてないわけです。
ボクはきっと、お客さまに、こういう体験をさせてあげられてる。そして購入してくれてるみなさんも、ただお洋服を買ってるわけじゃないってこと。
では。
アナタの扱ってる商品やサービスは、お客さまに何をお届けできてますでしょうか?
それを考えるのが重要です。
ただ髪を切ってるんじゃない。ただお酒を売ってるんじゃない。ただおクスリを販売してるんじゃない。
どんな商売にも同じ事が言えるわけです。
と、だいぶ長くなってしまいましたが、ボクの講演を聞いてくれた人はもちろん、ボクの会社のブランドを扱ってるお洋服屋さんが、その事をちゃんと胸に受け止め、お客さまに接してくれる事を祈るだけ。
そしてボクとつながっているお洋服屋さんや、お洋服に携わるお仕事をしてるひとたちが、みんな繁盛する事を心から祈ってます。
2月10日に、また短パン先生とトライセミナーを東京でやります。昨年で最後って言ってたけど、またやりますね。
あ。
でもさ。
鍛え過ぎだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
圭介、鍛え過ぎだよーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
では。では。