このひどいニュースを見て、ただ怒るだけじゃなく、こういう心優しい人たちがいる事を知れて良かった。やっぱりボクたちが生きている世界は優しい。
マジで。マジでとんでもないニュースです。
まだ一度もお会いした事はありませんが、シミ抜きのプロ、30年前のシミも落としちゃう「 なをし屋 」の栗太さんのFacebookの投稿でこのニュースを知りました。( ボクも何回か彼にスーツのシミ抜きや変色を直してもらった事があります。)
これから時代を担う彼らの夢を壊すばかりか、大切な息子さんや娘さんの親御さん、またそれ以上に楽しみにしてたんじゃないないだろうか。祖父母の方々の悲しみったらないですよね。一生に一度の晴れ舞台を台無しにして。珍しく怒ってます!いや、結構いつも怒ってます!
その怒りを抑えるべく、一度もお会いした事のない粟田さんのブログをこちらにも貼り付けておきますね。
誰がアパレルを殺すのか?ではなく、誰が着物を殺すのか?まさに!です。
ふー。
これ、ボクの立場で言うと、既に12月にオーダーを締め切ったOWNDAYS×Keisuke okunoyaのコラボサングラスの500本予約してくれた人たちに「 早めのお振り込みをお願いします。」って煽って振り込んでもらい、実際の4月の商品立ち上がり予定日になっても全く届かず、そのままずーーーーっと届かず、売上1200万を奪いトンズラしてしまうのと同じですよね。レベルは全然違うけど、ここでは大小は関係ない。ボクもある意味、同じ事ができてしまうってこと。信用ってなんだろう。経済ってなんだろう。マジで真剣に考えさせられたニュースです。
ふー。
巷( SNS上 )では信用経済、信用経済って、なんか書いてる人たちいるけどさ、そんなに仕事もしてないのに経済語るなよ。オレだって語れないわ!バカだし!あなたたちがやってるのは寄付金集めてるだけ。下手すりゃ物乞いにも見える。クラウドファンディングやポルカといったモノができ、ある意味、簡単にお金を手にする事ができるようになった。夢もあり、希望もあり、良いことも大いにある反面、それを上手く利用する輩も増えた。
誰に影響されてかクラファンとかポルカとか頻繁にやる輩が目立つ。本気でネタにしてる人とネタにしてるフリして実は本気でお金に困ってる人。レベルが全然違う。1度簡単にお金を手にすると止まらなくなりこれからも何でもかんでもお金集めて、いつか信用を無くすのが目に見えてる。まず自分でやれよ。
— 短パン社長 奥ノ谷 圭祐 (@Okunoya_jr) January 6, 2018
そう。こうツイートしたように、1度こうして簡単にお金を手にすると、この味をしめて止まらなくなり、この先も何をやるのでもお金を集めて、結果クセになり、信用ばかりか友達も失くす事が目に見えてる。まさに信用軽罪だ。
どの時代にもその環境にあった「 売り込み 」というモノが生まれるわけで。さぞかし最先端を装ってるかもしれないけど、やってることはいつの時代も同じなんだ。人間っていうものは。お金の切れ目は縁の切れ目。感謝というものはネタとかで返すものではない。心で返すものなんだ。分かった?
この先もたくさんの、流行りと言われるSNSやアプリが生まれることでしょう。
でもさ。それを上手く利用するぞ。ではなく、またお客さんを楽しませる道具ができた!っていう気持ち、意識が大事だと思うし、ボクの仲良しの人たちにはその事忘れてほしくないって思うんです。
もちろん売上が大事なのは分かってる。お金も大事なのは分かってます。ただ、その気持ちがあるのとないのとはまるで違う。
でもこうした悪いニュースがあると逆に心温まるニュースも出ています。是非見てほしいな。
というニュースや、
といったニュースなど。
もちろん逃げた業者は死ぬほど許せない。そして被害に遭われた方達は本当に辛い思いをしただろうし、ボクたちは決してその立場にはなれないし、なれるはずもない。それでもボクはこういったニュースを取り上げたいな。ボクを通じて、多くの人たちに、怒るだけではなく、こういう心優しい人たちがいる事を知ってもらいたいと思う。やっぱりボクたちが生きている世界は優しい。
そしてボクはいつか、そんな成人式の舞台に立って話せるような人間でもありたいって思った。誰にも頼まれてなくても、若者たちから野次を飛ばされても、仕事ってこんなに楽しいし、素晴らしいものなんだぜってね。
はい。今日は以上です。