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しばらくは余韻に浸っていたい。エクスマ新春セミナーが大盛況で幕を閉じました。

一夜明けた今日。ボクはこの動画を何度見た事でしょう。

エクスマ新春セミナーのスタート前、僕の提案で緞帳が降りている舞台上で演者全員で円陣を組みました。藤村先生が当日の講演のスライドを直前まで作る中、ハッピーが舞台監督的な役割を担ってくれて会場の音響や照明とマイクでやりとりしながら約1時間通し稽古を行ったものの。やはりボクらは素人。当日しか会場での合わせができなかった為、照明と音響とボクたち演者のタイミングが難しく、思う通りに進まないままリハーサル終了。正直、この時、不安でしかなかったと思う。融通の効かない照明さんに若干イラ立ちはしましたが、ハッピーが大人の対応をしてくれて、このままじゃダメだなって思い、ここを乗り越える為にはやはりボクらの一体感が大切。円陣を組もうと決断しました。いつ以来だろうね、円陣なんて。きっと高校生の時にサッカーの試合前にみんなでやった以来かも。青春時代を思い出す。良い大人たちが大声張り上げて、でも気持ち良かったなー。気合い入ったし、もうなんでもこい。って感じ。本番に強いオレたちならやれんだろ!やんぞ!ってね。かくして舞台の幕は明けました。

開宴直後の和太鼓演奏は圧巻

和太鼓職人 三浦和也氏こと、かーくん

幕開けとともに会場に鳴り響いたのはまさかの和太鼓の音。リハーサルではほぼほぼ叩かなかったので、和太鼓演奏を聴くのは参加者の人たちと同じタイミングでした。これがまたヤバすぎて、舞台袖で太鼓から流れる音を聴きながら思わず涙を流したのはここだけの話。胸を打たれた。心に響いた。ちょっと表現が難しいんですけど、耳で聴いてるのではなく、心で聴いてるから心臓が揺さぶられる。後からかーくんに聞いたらそう答えてくれました。彼らの公演をタイミング合えば是非聴きに行きたいな。劇エヴァのみんなで行きたいー!

かーくんが所属する「 和太鼓零 〜ZERO〜 」オフィシャルサイトはこちらから

オープニング曲はもちろんブレードランナー

そしてエクスマ主宰の藤村正宏先生の登場

和太鼓演奏が終わった後に流れた曲は、そう。ブレードランナーのテーマ曲。いつものようにオープニングスライドが流れ、ピンスポット上に我らが師匠、藤村正宏先生が登場。カッコいい。こんなオープニングあるのかよ!ってくらい、今も尚、心に残っています。

そして約1時間の藤村先生の話を、これまたボクたちは初めてこの場で聞き、講演後にいよいよ行われる演劇の内容に関わる話をしてくれました。( 布石を打っていたと言ったら分かりやすいのかな )

さー!舞台は整った!あとはボクたちは演じ切るだけ!楽屋では緊張感が漂うものの、心なしかみんなの表情は明るかった。

緞帳裏で待つかっちゃん

スパイ① 松林克法 スパイ② 陽田高広

いよいよトップバッターのかっちゃんの登場。参加者はどんな演劇が始まるか、何も聞かされてないので、きっと最初は戸惑ったと思います。が、安定感のある2人が見事に演じきる。

マジで安定感ありまくりの2人

劇エヴァの3回目か4回目くらいだったかな。はなぶさ旅館にてこの配役が決まった時にもう完成度が高かったんです。この2人。当初の予定では、ボクたちのグループが最初の登場だったんですが、この安定感に勝るものはない。藤村先生が最終回の2回前くらいに決めたんだと思います。陽田がとある暗号( 確か「 はひふへほ 」あたりかな )を囁いた時、会場はだいぶ温まったんじゃないかなって記憶しています。

そして他の演者の人たちはきっと一番安心して、大笑いしながら見てられるであろうボクたちのグループへタスキをつなぐ。

アンドロイド 清水雄一郎 SNS族の首領 ハッピー橋本 インターネットTV社長 奥ノ谷圭祐 

とあるインターネットTVの現場を想定しています

レディガガのポーカーフェイスとともに現れたのはアンドロイドの清水さんと、インターネットTVの社長のボク。今のバラエティ番組、アニメ番組、そして某アイドルグループの話を今のビジネスと置き換えながら、笑いを、いや、相当な笑いを誘いつつ、会場を盛り上げる。

更には、とある番組、いや、もう言っていいか、笑っていいとも!のパロディ、バズっていいとも!という番組を想定していたので、当日は舞台監督という大役もこなしていたハッピー橋本ゲストを呼び。トークショーを繰り広げ会場のボルテージは一気にマックスに。

SNS族の首領ハッピー橋本氏

※この番組の途中流したパロディCM( 奥ノ谷Dと清水Eにより超大作 )反響がヤバいです。が、この日参加してくれた人だけが見れる映像なので、今後SNSに上げる事もありません。残念!( つーか上げたらヤバいし )

そして休憩を挟み登場したのがこの3人グループ。

刑事部長 江口武志 チャラ刑事 安田和哲 犯人 勝村大輔 

勝村は舞台に立っても勝村でした

実は前日の通し稽古でひどい演技を見せたのがこの3人。「 ちょっとスタジオ抜けてモス( モスバーガー )で練習してきて 」と思わず指示をしましたからね(笑)そして当日。楽屋でも喫煙所でも廊下でもずーーーーーーっとしつこいくらい練習していた3人がまさかの演技を見せる。かっちゃんグループ、そしてボクらのグループの魂が乗り移ったのか、舞台袖から見ていたボクは感動さえ覚えました。ヤスの不敵な笑いと勝村のいじられっぷりに会場が湧き「 いい声だな〜。さおりは海を見たいと言ったんだ。」の江口。最高でした。

そして続いてバトンを受け取ったのがこの4人。

スナックのママ 篠木マキ 社長 松本則夫 SNSコンサルタント 平松泰人 寿司屋の三代目 中村圭助

スナックのママ役のクレーの天城超が鳴り響く

思えばこの4人も安定感ありましたね。合宿が始まった時からずっと同じグループかつ、シナリオも既に決まっていたこの4人組。心配だったのはクレーの気合いが空回りしないかくらいでしたが(笑)本番は素晴らしい歌声?で観客を魅了し、更には黒縁眼鏡のダチョウ倶楽部を彷彿させる演技を見せ爆笑を呼んでいました。そしてそのバランスを整えるのがまちゃ。なにげに芝居も上手いし、あとは体重だけ整えてくらいたらこれ幸い。

そしてタスキは最後のグループへ

大学教授 山本やすぞう 主婦 中村ゆかり 革命家 藤井雅範 SNS族の女 白藤沙織

アルゴリズム体操 いっぱい練習してたもんね

以前も書いたかもしれませんが、このグループはとにかく台詞が多い。台詞だけじゃなく、踊りまである。更には音楽付。側から見てて一番大変なグループだなって思ってました。大学教授役のワイワイが言ってました。アドリブがアドリブを呼んだって。4人ともに見事の名演技を見せ、一番前の座席で見てたボク自身一番驚きましたし、一番楽しんだかもしれません。ゆかりさんがみんなを引っ張り、マットとさおりんが死ぬほど練習してそれに応える。本当に本当に感動しました。

そして忘れてはいけないのがこの男ね。

実はアラミスは彼(松島亘)だった。

ある時は息子役

ある時は3歳児役

この変身っぷりって、帽子だけだけど(笑) photo by イクちゃん

まるで主役なんじゃないかってくらいのインパクト。コスプレだけどコスプレじゃない。彼にしかできない役柄です。あ。でもセリフは演者の中で一番少ないですよ。ほぼほぼその場で決まった感じですからね(笑)

と、この後も演技は続きましたが( 今挙げたグループの人たちが混ざった芝居がありました )これ以上書くと、ブログが終わらなくなりそうなので、参加してくれた人たちのそれぞれの投稿を見てくれたらその様子は少しだけ分かるかと思います。あ。でも #エクスマセミナー は多分追いきれないし、追うこともできない。何よりもこの場にいないとこの雰囲気は感じられない。Twitterで見ます。とか、行きたかったー。とか言ってる人にはきっと分からない。本番が一番最高でした。自画自賛。自分たちを褒めてあげたい。そう思っています。

舞台は終盤へ トークショー後は藤村先生の最後の講演

まさにインプロヴィゼーション もちろん全てアドリブです

みんなが見せた芝居とボクと清水Eが作ったCMを徹底解説。特にホンモノCMとニセモノCM(笑)を見比べたところは最高でしたね。そしてこの日参加者にプレゼントされた藤村先生の新刊についても触れ、最後は藤村先生の講演に。

3つのFが価値になる

あ。藤村先生の新刊は2月2日発売だよ!( 昨日参加した人だけには一足先にプレゼントしてもらえました。嬉しいね!)

最後は演者全員も一番前で真剣に聞いていました

この日藤村先生が話した内容はまた後日に触れたいなと思います。

そしてゆかりんもこんなつぶやきを。

藤村先生自身も完全燃焼だったみたいです。

まだまだまだまだ書きたい事はありますし、書き足りない事だらけですが、とてもじゃないけど1日のブログでは書ききれない。これがボクの今の限界かな。そして演者全員が今日SNSに投稿してたけど、今も尚、余韻に浸っているボクがいます。

最後は一人一人を藤村先生が紹介してくれました

そしてこの日音響として頑張ってくれたニッチの事も忘れてはいけない。

めっちゃプレッシャーだったよね。ホントにありがとう。

そしてこの日ボランテイアでも動いてくれた皆さんも本当にありがとうございました。この場はみんなで作り上げられたもの。これ、間違いなしです。

こうしてエクスマ新春セミナーは幕を閉じました

この後の懇親会では、みんながみんなの演技やアドリブを褒め合い、讃え合い、とにかくめっちゃ盛り上がりました。8ヶ月間共に過ごした仲間だもんね。最高でした。そして最後には藤村先生からの一言。「 ボクの遊びに付き合ってくれてありがとう 」って。ボクらの方こそ「 遊びに誘ってくれてありがとうございます 」です。はい。こんな機会を与えてくれた藤村先生に感謝です。こんな機会もう2度とない。このたった1日の為に全身全霊。この達成感、コトバにするのが難しい。そして参加してくれた皆さんが楽しんでくれたら何よりそれが一番です。改めましてありがとうございました!

そして演者のみんなもおつかれさまーーーー!またねーーーー!次はみんなでボクたちの演劇見ようねーーーー!

最高でした!

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