本文へ移動する

ビジネスとしても大いに気づきのある映画。 それが「 007 スカイフォール 」

今日は大好きな映画の話をしますね。
随分前の話になりますが、述べ映画館に5回観に行った僕の大好きな「007スカイフォール」

09J DM

あ。

間違った。

こっちだ。

007

ジェームズ・ボンドもケイスケ・オクノヤもカッコいいね。

「 007史上 過去最高の作品 」と呼び声が高い、今回のスカイフォール。

なぜ、こんなに人気が出たのかなぁってボクなりに考えてみた。

いつもは完全の娯楽映画に思われがち。
1作目のカジノロワイヤル、2作目の慰めの報酬、ともに、ダニエル・クレイグ扮する、ジェームズ・ボンドは、カッコ良すぎる。
ピンチももちろんたくさんあるが、カンペキに仕事をこなす。

でも今回の3作目は違った。

ボンドの年齢による衰えや、やさぐれ感たっぷりのシーンがところどころ目立つ。

今回の007は「 世代交代 」という印象を ボク自身は受けました。

IT全盛の時代に、現場を常に大切にするMI6も、ある1つの失態で、ボスのMが更迭されそうになる。時代遅れの烙印を押されるワケである。
そんな象徴的なシーンが、秘密兵器開発担当で、ITの天才Qが、ボンドに初めて会うところ。

ボクの好きなシーンの1つ

ボクの好きなシーンの1つ

現れた瞬間、ボンドが彼を「 ガキ 」呼ばわりする。

「 なんでこんな若造にオレの仕事の事を色々言われなきゃいけないんだ 」的な…。

これって・・・

今の社会に似てると思いませんか?

ごめんなさいね。

ちょっと言わせて頂きますね。(笑)

おじさんたちは新しいコトが嫌い。というか、分からない。
でもって、効果がないと思ってて、オレはオレのやり方。昔からこうしてるんだ。って、そんな感じ。

物心がついた頃からデジタル技術に親しんできた「 デジタルネイティブ世代 」とのギャップを感じ、認めたくないだけなんです。

( キッパリ言ってごめんなさい。)

だからさ。会社でも。

「 アイツはPCばっかり見てる 」
「 机に座ってないで、早く営業に行け 」

的な発言が飛び交うワケです(笑)

で、話を、007に戻すと、そんなバリバリのITの天才「 Q 」はボンドにキョーレツな一言。

「 あなたが1年かけて敵に与えるダメージを、
僕は紅茶を飲みながらPCであっという間にできる 」

Q

Qの発言、マジでハンパない。(笑)

さすがのボンドも、Qと別れた後に「 世代交代か 」(時代遅れ)と、
ポロっとこぼすところもすごく印象に残った。

でもね。ボンドのスゴイところは、ココ。

そんな若造の指示をイヤイヤながらも文句1つ言わず、間違ったQの指令も、昔の経験と、カンで、見事にリカバリーしていくんです。

えっとね。

これ、届いてますかね?

めっちゃ新旧が融合してる。

新しい考えをもった行動力のある若者。
昔の考え、だけど、経験豊富なオジサン。( サンオジ、ドン )

これが上手く融合し認め合うと、できなかった事もできるし、成功へつながる。

もう1度言います。

これって、会社や、お店、、、今の社会にとって、いや、日本にとっても( スケールでかっ!)、大切なコトだと思うんです。

ビジネスとしても大いに気づきのある映画。
それが「 007 スカイフォール 」

いや~。認めたくないキモチをグッと堪え、懐の深さを見せたボンド。

よく見ると、ケイスケがいます。しかもカフス直してます。

よく見ると、ケイスケがいます。しかも袖のカフス直してます。

だからカッコいいんです。

「 オレはもう時代遅れか 」なんて思ってるオジサンにも、
「 イマドキの若いヤツは 」なんて言ってるオジサンにも、
是非観てもらいたい作品。(笑)

5回観たボクだから言える視点。
007を大好きすぎるから書ける視点。
何回か観た方も、もし良かったらその視点で観ると、またこの映画に対する考えが変わるかもしれません。

では。では。

ページの先頭へ