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お客さまにお送りするニュースレターも、店頭での接客も、実は相通じるものがある。

お洋服が大好きなので、よく色々なお店に行くことが多いボクですが、ここ最近は各店頭で新入社員らしき販売員さんが目立ちます。

紫陽花の色に合わせたディスプレイがとてもステキ。

紫陽花の色に合わせたディスプレイがとてもステキ。

まぁ。ボクの場合は普段からこんな格好してるので、新入社員の販売員さんに限らず、フツーの販売員さんからもあまり接客されないんですけど(笑)(絶対に同業者と思われるか、話しかけたくないと思われてるか )、お洋服屋で働くある方からこんな事を聞きました。

それは、新入社員の子から
「 お客さまに、何て接客したらいいか( 話しかけたらいいか )分からない 」
って質問が結構多い。とのこと。

その際にやってはいけないのは「 いらっしゃいませ~こんにちふぁ~↑○▼□×♪(って語尾が上がるやつ ) 」は、もってのほかで(笑)
まだお客さまが何も見てもないのに声を掛けたり、洋服に触った瞬間に、他の色やアイテムをすすめたりすること。( まぁ。当たり前ですよね。)

これじゃあ。「 いらっしゃいませ 」の後に「 買ってください!! 」って、言ってるようなもんですからね。

その際に、どうするか。

それは空気を読むってこと。

って、一言じゃ難しいですよね・・・。でも、まぁ。聞いて下さいよ。

たとえば、今の時期はカットソー( Tシャツとかのことね。)がよく売れる時期なんですけど、お店に初めて来るお客さまが、Tシャツの袖を気にしてたら、あ。この人は長袖か、Tシャツか、もしくはノースリーブかを確認してるんだな。もしかしたらそういったアイテムを探してるのかもしれないな。って、意識をする。

この意識だけでも大切。ってことです。

あとは、接客されたくない人、してもらいたい人、何か探してる人、ただフラっと来た人、話だけしに来た人、こればかりはその人によって違うので、経験も大事なんだけど、まずはお客さまとお話をして、慣れていく事が大事なんだって。

とはいえ、それもできない。って言うんだったら、販売職に就こうと思うこと事態がおかしいわけだし(笑)、ある程度人と話することが得意じゃないといけないと思うんです。

はい。長くなりましたが、、、

これってある意味、お洋服屋さんがお客さまへお送りするDM( ハガキ )と同じで、いきなりSALE!とか、新商品入荷!ってハガキを送ったって、あんまり知らない店からだったら、いやいや、いきなり来てくださいって言われても行かないし。って思うに決まってるワケです。

だからニュースレター( お手紙DM )を書いてみましょう。ってこと。

お客さまにお送りするニュースレターも、店頭での接客も、実は相通じるものがある。

そこで短パン先生であるボクにお洋服屋さんからの質問が多いのが、そのニュースレターに何を書いたらいいのか分からないってこと。

うん。同じだね。これ。同じだよね。

そのお手紙に、お店に来てください。買いに来て下さい。っていきなり書かずにさ。

こんにちは。私は、○○ってショップで働く○○です。って、ちょっと自己紹介してみたら?って言います。
だって、アナタの事知らないかもしれないよ。アナタのお店の事覚えてないかもしれないよ。って。

だからアナタのこと。アナタのお店のこと。
そしてお店の近くのおススメスポットのこと。アナタが大好きなお洋服のこと。っていうか、アナタの好きな事。
そんな事を書けばいいんです。

だって、お店でお客さまに話しかける時も同じでしょ?

いきなり「 いらっしゃいませ~♪このTシャツ買ってくださいませぇ~こんにちふぁ~↑○▼□×♪ 」( ああ。このモノマネしたい )って言わないよね?(笑)

って、ここまでで・・・。

伝わってますかね?

空気を読むって難しいかもしれないけど、それもやってみないと分からないからね。

話しかけなきゃ、お客さまは何も買わずに帰るだけ。
お手紙送らなきゃ、お客さまはアナタのお店の存在を忘れっぱなしで、来ないだけ。

何事も行動に移さなきゃ、何も起こりません。そう思わなくちゃ。

はい。

そんなボクの会社の近くにあるユナイテッドアローズ原宿本店メンズ館には、究極の販売員がいました。( いつも紹介してるから知ってるよね(笑) )

一番左がアベちゃん。ボクの友人を接客してくれてます。

一番左がアベちゃん。ボクの友人2人を短パンツアーの際に接客してくれました。

※現在ユナイテッドアローズ有楽町店に勤務。

彼( アベちゃん )はスゴい。

何がスゴいって、もう空気を読むどころか、ボクがちょっと気になるお洋服を見ようもんなら「 あ。それ見なくていいです 」って言います。もっと言うと「 触るな!」って怒られます(笑)
「 オクノヤさんはコレ!コレ以外に考えられない 。」とまで言うし、もしくは、良いモノがない時は「 残念。今日はあまりオススメするものがないからお話ししましょう。」と言います。

まぁ。これもボクと彼が、とっても関係性が深いからできることですよね。

でもこんな事は滅多にないから。なんて思っちゃダメですよ。

こういった関係性が深いお客さまがたくさんいることはお店にとって大きいし、大切なこと。

だって、そのお客さまはきっとそのお店でしかお洋服を買わないし、その人からお洋服を買うのが大好きなんですもん。

アナタには関係性の深いお客さまが何人いらっしゃいますか?

その人数が多ければ多いほど、そのお店は間違いなく繁盛します。
だからお客さまと関係性を築きましょう。
こんな事しゃべってるんだから・・・。

では。では。

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