丸安毛糸でもなく、岡崎社長でもない。今回ボクはそこで働く大久保ちせちゃんを心から応援します。
今日は、丸安毛糸の岡崎さんというより、その会社で働くちせちゃん( 大久保さん )の想いに共感したので紹介しちゃいますね。
とにかく彼女は編み物が大好き。子供の頃にお母さまに手編みの帽子、手袋をプレゼントしてもらって以来、編み物が好きになり、専門学校もニット科を卒業し、現在の丸安毛糸さんに入社。
もうかれこれ10年は勤務してるのかな。
丸安毛糸さんでも大活躍。年に1回行う社内の丸安アワードでは常に常連。ちょうど昨年もMVPを取ったんじゃないかしら。
まさに好きを仕事にしてる。これってステキな事ですよね。
そんな彼女はまだまだやりたい事があった。
その名も「 60 ( ろくまる ) 」という手芸ブランド。( 丸安毛糸さんの60周年と、糸の番手表示の60( ろくまる )に因んだ名前にしたそうです。)
詳しくはこちらを見てね( ちせちゃんのブログです。)↓
< 編む楽しさを多くの人に!という想いで手芸糸プロジェクト(60ろくまる)を始めました。>
ね。読んでくれましたか?
ステキでしょう。とっても心温まる話。
実際に会うとおとなしくて、あんまりボクとは話さないけど(笑)、その心の奥底にはとてもとてもアツい想いがある。そしてこんな時代だからこそ、手芸の素晴らしさをもっともっと伝えたい。
そんなアツい想いを岡崎社長に以前から直談判し続け、会社の中ではありますが、一個人として新たなプロジェクトをスタートしたわけです。
今流行ってるクラウドファンディングって知ってますか?
ボクの周りに、それを成功させた人を2人ほど知ってます。
でもそれってやっぱり個人の話。
岡崎社長がクラウドファンディングやります!って言ったら正直ボクは出資しません(笑)
だって、社長だし、丸安さんの業績もとっても良いですからね。会社で作れば?ってなっちゃう。
じゃあ、ボクがKeisuke Okunoyaのショップをどこかに出すって言ったら?
同様ですよね。
社長だし、業績いいし、いや、自分で出せよ!って事になる。カネあるでしょ!って。
知り合いや、仲良しの人ならまだしも、全く知らない人からはそう思われてしまうのが関の山。でもこれ、当然です。
クラウドファンディングが流行ってるからって、誰でも成功するわけではないし、そこには本質、これをやって、たくさんの人達の役に立ちたいというアツい想いや、たくさんの人達をシアワセなキモチにしたいという真剣な想いが大切なんです。
資金調達。とか、投資家とか、そういう捉え方をしてたり、何千万集めたいぞー!って、スケールのデカい事を並べてる人、お金にしか興味ない人は、まず成功しません。
はい。
今回の丸安さんのプロジェクトは、金額にしたら、正直小さいものです。
でもやろうとしてること。そう。その夢はとっても大きい。
岡崎社長もこう言ってました。
「 B to C 」( 対消費者 )は「 B to B 」( 企業間取引 )とは全く違うもの。
それに、通常業務でも、大久保さんは丸安アワード、MVPの常連。
それほどまで、毎日頑張ってるし、無理してやらなくてもさ、、、
って、正直、私はそんな考えもありました。でも起きている間、ずっと編んでいられるほど、編むことが大好きな彼女の想いは、かなり強かった!
そんな、熱さに負けて、、、手芸糸の販売を許可しました。
ね。
許可した社長もステキでしょ。
だからボクは、今回は丸安毛糸さんというよりも、岡崎さんというよりも、そこで働くちせちゃんを応援します!
編み物は絶対しませんが(笑)キットを一つ注文しちゃいましたしね!
こう考えてみると、やっぱり個人の時代なんだなって思う。
興味がある人、そして興味がない人でも、こういうビジネスもあるんだって事を見てみてほしいです。
そしてあの人、手編み好きだったよな〜。とか、あの人に手編みの何かをプレゼントしたいなぁ。とか、あの人ヒマしてたからこれやらせたいな〜。など、思い当たる節が少しでもあるなら、その人に紹介するか、もしくは自分で買って、プレゼントしてあげてみて♡
丸安毛糸さんの1階のカフェで手編み教室にも無料で参加できるコースとかもあったりするからねー。
男性も女性も、老いも若きも、楽しい!に世代は関係ないと思う。
ちせちゃんが始める新しいプロジェクト。そのアツい想いをふつふつと感じ、思ったのはそんなこと。
では。では。