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今とは売り方や環境はまるで違えど、やはり大切な部分は同じ。偉大な方は、時代が変わっても、偉大な方でした。

偉大な方は、いくつになっても時代が変わっても、偉大な方である

ボクの父が最もお世話になり、尊敬してる方と約5年ぶりにお会いする機会をいただきました。待ち合わせ時間に約10分前に行ったにも関わらず、その方はボクよりも先にお店の前で手を広げて立って待っていてくれました。お待たせしてしまい申し訳なかったです。約2時間半たくさんの事を話してくれたし、ボクの話も聞いてくれました。おかげで持っていったメモがいっぱいです笑

また、ボクのこれまで書いてきたブログや、メディアの記事を紙でプリントアウトし、カバンいっぱいに入れて持ってきてくれてました。良いところには赤字を入れて、気になるところには青字だったかな?その中身までは全て見えませんでしたが、事前に色々と見てくれていました。本当に感慨深いし、とても感激でした。

こんな話もしてくれました。

戦後、横浜の本牧(地名)が米軍に接収されてた時代に、そこに入居するジーパンにTシャツ、ポロシャツを着るアメリカ人を見てこれからはカジュアルが流行る!カジュアルの時代がくる!と思ったそうです。15歳の時に福井から上京し、一生懸命貯めた5万円を握りしめて、工場にポロシャツを作ってほしいって頼み込み、作った枚数はたったの25枚。横浜の某ブティックに売り込みにいって15枚置いてもらい、友人達に10枚販売。そしたら置いてもらった15枚が1日で完売し、そこのオーナーからもっと作ってほしいとすぐに頼まれ、当時お金がなかったので50万円をそこお店から借りて再生産。半分を卸し、半分を違うお店へ。作れば作るほど売れて、瞬く間に噂が周り、全国から問い合わせがきたそう。( ポロシャツになんのロゴが入ってるって仰ってたかな。たしか何かのクルマだった気がするけど忘れてしまった。)

これ、今から60年近くも前の話です。

そこからアイテムは1つじゃ足りない。と、アイテム数を増やし、ブランドを次々に作っていき、会社も大きくなっていった。昔からもこうした多角化はされていて、でもやはりそこは「 求められていた 」からこそ大きくなっていったと話してくれました。

今とは売り方や環境はまるで違えど、やはり大切な部分は同じ。洋服は何の為にあるのか。そして誰の為にあるのか。ってね。

そんな方からいただいたお手紙に添えてあった「 日本の若者に捧げる 」メッセージを下記に記載したいと思います。

Forever Learning, Forever Young
~日本の若者に捧げる~

人は学歴だけが全てではない。たとえ中学しか卒業していなくても、 高い志を持って、夢を大きく持ち( 好きなことを見つける ) 情熱を持って計画的に行えば、必ず希望が叶う。

それには礼節を重んじ、秩序を守ることが大切だ。

先人より学び、師を持ち敬い、 目標・目的を持って急がず焦らず、 一生懸命努力すれば夢は必ず実現する。

人の縁、出逢いを大切にすれば、 応援してくれる人が必ず現われる。

日本人は素晴らしい英知を持っている。品性もある。魂もある。

日本人であることを誇りに思い、 人の為になること、世の中に貢献できること、 大好きなこと、夢中になれることを見つけよう。

命がけで一生懸命やれば必ず成功する。
苦しい経験の数だけ強くなれる。

どんな艱難辛苦に出会っても乗り切る強い勇気と熱い挑戦をすることが大切だ。

どん底を経験した分だけ強くなれる!
汗をかき、努力した分だけ大きな自分になれる!
信念、使命感を持って力強く生きて欲しい。

また、大いに遊ぶことも大事だ。時には赤裸々に自分をさらけ出すのも勉強だ。人間は器が大事だ。

私が自分の経験をもとに、 若い人に夢や希望を持って人生を歩んで欲しいと願います。未来の自分は志一つで決まります。立派な人生であることを祈ります。

一言一言がものすごく心に沁みます。

ボクもこの方と同じように若者たちに夢を与えるような存在になりたいし、なにより、もっともっと努力や経験をし、一生懸命行動し活躍して少しでも恩返しができるように頑張りたいと思います。

「 一生勉強、一生青春。」

いつも父から聞いてた言葉だけど、そうか、元々は父じゃなく、この方の言葉だったんですね。

こんな素晴らしい機会をいただきありがとうございました。

はー。最後に一緒に写真撮ってもらえば良かった。でもそれはまた次の機会に。またボクが成長した時にお会いしてから撮ってもらうことにしよう。

どうしてもこのブログは残しておきたくて書きました。

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