ボクが2年前に初めてSNSを使ってお洋服を販売した時、同じ業界の人達はどう思ったでしょうか。
無事東京に戻り、ホッと一息。
最近ブログアツアツだねー。って色々な人に言われますが、、、えっといつもです。だから今日はちょっと控えめにいきます。おす。
以前も書いたっけかな。
皆さんはこのツイートをご存知でしょうか。
ポロシャツを作った鹿の子の生地が若干工場に余ったとヒラヤマから報告を受けた。でもごめんなさい。同じモノは作りたくないのでポロシャツは作りません。その生地で違うお洋服を番外編として作ろ。限定何枚になるだろうなー。100枚も作れないな。 #短パン社長 #Keisukeokunoya
— 短パン社長 奥ノ谷 圭祐 (@Okunoya_jr) June 2, 2016
素材のみ決まってて、あとは何も決まってないお洋服が、このツイートだけで約170人からご注文をいただいたという事例です。
この事にはたくさんの人が驚き、あの某無職の方も驚きのコメントを寄せています。
洋服の4大構成のうち、「素材」(しかも残反(笑))だけ決まっていて「デザイン」「パターン」「縫製」が全く決まっていないのに、しかも一回のツイート発信のみで注文が殺到して、瞬時に売り切れという短パン社長という人が展開するアパレル製品の脅威(笑)。当然値段も決まってない(笑)。
「業界の常識を覆す」とか何とか言葉ではよく聞くけど、ここまでハンパなく破壊的なのは知らない(笑)。
長くファッションに携わってきている私でも、まだ何も形にもなってなくて、デザイン画すらないのに、注文殺到って見たことも聞いたこともない(笑)
ね。
ツヴォイさんがこう語るように、正直、作ってるボクだって聞いた事ありません。こんなこと。(笑)
この鹿の子の生地で、ハンカチが作られようとも、MacBook Airのケースが作られようとも、エプロンが作られようとも、大根が作られようとも、何でも良いって事です。
いや、何でも良いわけはないですね(笑)でもオーダーしてくれた人は、それくらいボクの事を信用、信頼をしてくれてるって事です。
そして先日、こんなツイートもしました。
たとえばボクが美容師の免許を持ったとする。特にカットの技術も高くないし、お店も他とあまり変わらない。
たとえばボクが調理師の免許を持ったとする。特に絶品料理を作れるわけでもなく、お店もフツー。
でもどちらのお店も繁盛すると思いませんか?その理由は?
そこに答えがあるはずです。— 短パン社長 奥ノ谷 圭祐 (@Okunoya_jr) June 6, 2016
これを見た美容師は、なめんな!そんな甘いもんじゃねーぞ!って思う人もいるかもしれない。これを見た料理人は、ふざけんな!そんなカンタンにできるわけねーじゃねーか!って思う人もいるかもしれない。
でもね。別にカンタンにそんな事をしようとはしてません。( 第一そんな免許も資格も取るつもりはありませんから(笑))全く違う職種でもどうしてボクがそんな事が言えるのか?を考えてほしいのです。
ボクが2年前に初めてSNSを使ってお洋服を販売した時、同じ業界の人達はどう思ったでしょうか。
最初は誰もが「 売れるわけねーじゃん。」って思ってました。しかし第4弾か5弾くらいを出したくらいから、なんかスゴい売れてるらしいよ。ってなり、新聞やメディアにも出始めると「 あんなの短パン社長だけだよ。」って言われるようになりました。
で、第11弾くらいかな。ファッションスナップに「 売上高4,000万 」にニュースがデカデカと取り上げられた時、SNSでお洋服を売ろうとする会社やお店がめちゃめちゃ増えてきました。
でもその売り方の大半は大抵間違っていて。Facebookでお洋服を紹介したり、Twitterで靴や小物などを売り出したりするのみ。
結果、そのほとんどは、ただモノを売ろうとしただけであり、そこには売ってる人の個性も何も出てない。その先にいるお客さまの事を全く考えてない。そのやり方じゃあ、売れませんよね。
で、ちょっとやっても売れないから、ダメだね。ってやめる。諦める。続かない。やっぱりアイツのやってる事は異例中の異例だから。みたいな感じで、自分とは違う。あんな事できっこない。みたいな扱いになり、異端児だとか、革命児だとかいう風に揶揄され、非難する人も現れる。チヤホヤされてるからって最近調子にのってるよね。的なね。
でもボクは、もしそんな事を言う本人が目の前に現れたら、そもそもチヤホヤなんてされたとも思ってないし、ボクは昔から、子供の頃から調子にのってますから。って、きっとそう答えます。
でもそんな人たちはそろそろ気づかないといけない。
どっちのやり方が正しいのか?ってね。
そして学ぶ姿勢を持とう。って。もうそのプライド捨てたら?その意味のないプライドが自分の会社、お店、そして自分をダメにしてる事に気づかないと。
素晴らしい人はいくつになっても謙虚だし、学ぶ姿勢を持っています。ボクの尊敬する人たちはみんなそんな人ばかり。
はい。
何度も何度も何度も何度も言いますが、ボクは目の前にいるお客さまをとにかくひたすら喜ばせる事を考え、行動してきました。そしてそれを継続してます。今も尚。
それが今の結果であると思ってます。
それがお洋服であっても、髪の毛を切ることであっても、食べるモノであっても、やる事は同じじゃない?
伝わってますでしょうか。
あ。
そうそう。
その話題の鹿の子の素材では、この夏に重宝する丸首のポケット付きTシャツを作る事にしました。あ。ごめんなさい。結構フツーの商品で(笑)
でもね。ただのTシャツではありませんからねー。ロットナンバーを付けたり、番外編だからどうしようかなーと思ってたけど、ノベルティも考えてます。お楽しみに。
また、肝心な数量ですが、余ってる生地で作れる数量は、125枚くらい。1人1枚ですので、50人くらいに人には諦めていただく事になります。ごめんなさい(涙)値段も1万円前後。8月までにはお届けします。もしキャンセルしたい!って方はこっそり教えてくださいね(笑)
そんなわけ今日は以上です。
アナタは目の前にいるお客さまの事をちゃんと見てますか?
って、結局今日もアツーーーーーーーーーー。