お客さまに「 アナタから買いたい 」と言われてないのであれば、今一度考えるべき。自分の行動、発信の仕方、そして商売の在り方も。
今朝いつものスタバで約2年ぶりくらいに会った表参道の美容師さんに「 相変わらず雲の上のような存在ですね!」って言われました。すげーちっちゃいことなんだけど、この「 相変わらず 」って一言が気に入って(笑)思わず「 正解!」って笑いながら言ってしまいました。
約2年ぶりくらいに会った表参道の美容師に「 相変わらず雲の上のような存在ですね。 」って言われました。正解!!(笑)
元気そうで何よりだね。新天地でもがんばってね!あなたは優しい子だから大丈夫♡ #短パン社長 pic.twitter.com/uUmClXwhNk— 短パン社長 奥ノ谷 圭祐 (@Okunoya_jr) June 25, 2017
ごめんなさい。どうでもいい話でしたね(笑)
でもたまにボクに「 どんどん遠い存在になっていく。」みたいに言う人がいるんだけど、ボクはこのセリフがニガテでキライで、そもそももともとそんな近い存在だったっけ?って言いたくなる。いや、本人にも言う事も多々。性格わるーーー。
つーか、同じ人間なんだから別に遠くもない。いや、近いってなんだ?そりゃ神にでもなったら別だけど、そんな事気にしてないで自分の事を一生懸命やれよ。ってね。距離が近かったら( 仲が良かったら )月1くらい飲みに行くし、遠かったら( 大して仲良くなかったら )飲みに行かないだけ。それは決して冷たいとかではなく、ボクにはそんなに飲みに誘う友達もいないし、もしどうしても飲みたい!って思ったらボクから誘うし、そもそもそんなに何十人も友達は必要ない。大切なのはその人がハダカになってちゃんとボクとアツい話ができるのか否か。質問するだけしといて自分の事はあまり語らない人。ボクにただ会いたいだけの人。情報交換しましょうよ!とか言う人とは飲みに行かない。そもそも情報交換って、オレと交換できるだけの情報あるのかよ!ってね。
面と向かって心から色々な事を話せて、笑って、泣いて、怒って、注意して、ぶん殴れるような存在、そんなにいないでしょ?逆に大勢いたら怖いわ!
そっちの方が自分にとっても相手にとっても幸せさ。
で、話はいきなりちょっと飛ぶけど、先日ね。皆さんご存知、kisobarの2周年記念パーティーに行ってきました。昨年よりも更にお客さんが増えて、とにかく大盛り上がり。( 盛り上がりすぎてボクも木曽さんもよく覚えてないけどね。これも毎年恒例(笑))
お祝いを言いに1杯だけ飲みに来られてた方、この日の為だけに久しぶりに顔を出しに来られてた方、わざわざ遠方から来られてた方、ボクらのように長居してた方(笑)様々でしたが、木曽さんが1人1人に嬉しそうに挨拶してる姿を見て、本当にたくさんの人に愛されてるなぁって、横目で見てて微笑ましく思えました。
この1年で更にSNSのつながりも増えた。木曽さんがTwitterを本格的に使い出し、毎日黒板を書いて #黒板同盟 たるものを発足し、業種業態の異なるお店の人達がこぞってツイートし、みんなで盛り上がってる。スゴいよね。そしてそんな地方の人が東京を訪れる際は必ずkisobarに足を運び、もはや観光スポットの1つになったと言っても過言ではありません。
まずはマネしてみる。発信する。継続する。そしてコミュニケーションを取る。この事を果たして何人の人ができるのか。そしてその心の奥底には常に愛情というモノが入っていないとダメであり、SNSで発信すればするほど、そこが見えてしまう。でもボクからしたら当たり前の事で、何の為にビジネスしてるんだ。誰の為に発信してるんだってこと。
会社の為、お店の為、自分の為である事は当たり前なのに、そこばかりを出したり、そこばかりが見えてしまったらお客さまはつかない。寄りつかない。という最も難しい部分なのです。でもこればかりはね。人柄、そしてセンスの問題なので。いかに商売というものは価値と価値を交換するのが大切だっていう事もお客さまに伝えていかなくてはならないのです。
木曽さんはね。自分のお店ではなく、西麻布にある超オシャレなBARを紹介してくれます。また、自分のお店ではない、西麻布にある超お酒の美味しいBARを紹介してくれます。自分のお店があるにも関わらず。です。
その余裕があるのとないのとは違う。それは自分のお店が繁盛してるとかは別で、心の余裕、そして利他の精神を持ち合わせているか否かということ。
ボクのたとえで言うと、カンタンに言えば、Keisuke okunoyaの商品を作っているのにも関わらず、あなたはユナイテッドアローズで買った方がいいよ。とオススメする。なぜそれができるかは、その人の事を本当に考えているからこそです。
もしアナタがとあるお洋服屋の店長だったとします。その日初めて来てくれたお客さまに「 ウチのお店よりあっちのお店の方がいいですよ。」ってオススメできますか?
なかなかできるもんじゃない。だってお客さんほしいもんね。売上もほしいもんね。こんなシチュエーションってなかなかないと思うけど、大事なのは、そう思えるか、思えないか。
しかもそれを選ぶのはお客さまであり、会社側でもお店側でもない。だからチキショウ!なんて言えないんです。もしかしたら理由は金額だったりする事もあるかもしれない。飲食店だったら味もあるかもしれない。美容院だったら技術もあるかもしれない。でもそれをも越える理由があるとしたら、やっぱりそれは人なんだな。そして愛なんだな。
それでも商売というものは難しい。身内だけで全て補える事なんてなかなかない。どんなに時代が変わってもSNSだけで会社やお店が上手くいく事はない。( πがもともと小さいお店なら別ですが・・・)にも関わらず、いつも来てくれてるお客さまをないがしろにしていては元も子もないわけです。だからボクたちは毎日行動し、発信をし、身近な人に伝え、続け、そしてまだ見ぬお客さまとどこかでつながる。これの繰り返しです。
アナタから買いたい。と言われるには?
まずは人柄。ただその一言で済まされたらたまったもんじゃないかもしれないけど、そこがなかったらまず売れない。当然です。だって人はイヤなヤツからモノなんて買わないしね。
アナタがとっても良い人で、お客さまの事を考えてて、それでもまだまだお客さまから「 アナタから買いたいの 」って言われてないのであれば、今一度考えるべきですね。自分の行動、そして発信の仕方。いや、もっと言ったら商売の在り方もね。
なんか独り言みたいなブログになっちゃったけど、今日ふと思ったのはそんなことです。