大河ドラマの撮り直し問題が話題になっていて、ふと、ボクの好きな映画「 ゲティ家の身代金 」を思い出した。
なんか急に書きたくなったので書きます。
リドリースコット監督の「 ゲティ家の身代金 」( 2017年公開作品 )超大富豪ゲティ役はクリストファープラマーという人だったんだけど、実は元々はケビンスペイシーだったの。でもセクハラ疑惑が発覚し、急遽降板。( 後に未成年、性的暴行疑惑も発覚 )既に公開が1ヶ月後に迫ってたのに対し、再度撮影を決行。その撮り直し金額は約10億円にのぼったのは有名な話。( 有名って言っても知ってるのはそんなにいないと思う笑 )
中止にもせず、延期にもせず、その前代未聞の撮り直しを約1ヶ月で終え、無事に公開日に合わせる事ができたんだけど、もっと驚くべき事は、代役のクリストファープラマーがその年にアカデミー賞助演男優賞に最年長(88歳)でノミネートされたこと。全米が歓喜に湧いたそう。俳優が違うだけで全く違う人格になった。と、リドリースコットは言ってたけど、結果的にそれが良かったと。でも当時、映画公開にあたっての会見か何かでインタビュアーから「 ケビンスペイシーの事をどう思ってる? 」って聞いたら「 ぶっ殺してやりたい 」って言ってたそうです笑
また撮り直しを快く受け入れたゲイル役のミシェルウィリアムズ、元CIAの刑事役( 名前忘れた )マークウォールバーグのギャラの格差は、後に大問題に発展することに。( どっちもボクが大好きな俳優です。)
マークウォールバーグが150万ドルに対し、ミシェルウィリアムズがたしかあ1000ドル?かなんかで、あとに賃金格差問題、#MeToo 運動につながってしまったという。マークウォールバーグは自身は悪くないのにめちゃめちゃ批判されてたのを思い出しました。資金格差、男女差別、セクハラ問題などといった情勢は今も尚、なくならないですよね。
ね。こういう裏話を聞くだけで、「 ゲティ家の身代金 」のストーリーどころか、映画の存在も知らないのに、観たい!って思ったでしょ?
そう。オレは映画の宣伝が上手いのだ笑
という事でせっかくなので「 ゲティ家の身代金 」の予告をどうぞ。たしかamazonプライムビデオかNetflixで観れると思います。お金いるかどうかは自分で調べてください。
あ。ストーリーも貼っておきますね。
1973年に起こったアメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を、「オデッセイ」「グラディエーター」など数々の名作を送り出してきた巨匠リドリー・スコット監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、身代金の支払いを拒否。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになる。ゲイル役をミシェル・ウィリアムズ、ゲイルのアドバイザーとなる元CIAの交渉人フレッチャー役でマーク・ウォールバーグが出演。
はい。なんだか今、大河ドラマの撮り直し問題が話題になってるのでそんな話を思い出したので書いてしまいました。
そうそう。あと、既に撮り終えてたケビンスペイシーが演じたゲティの方の映画をNetflix限定で流したりしたらめっちゃ視聴されるだろうなとも思った。絶対ありえないけどね笑
当時のそのケビンスペイシーのニュースは全米どころか世界中でも衝撃を与え、あんなに素晴らしい俳優なのに残念である。と、誰もが口を揃えて言っていたとかいないとか。今話題のあのニュースでも多くの人がそう言われてますよね。( ちなみにこの映画以外にも、大人気のNetflixドラマ「ハウスオブカード」にも主演中で、即刻撮影中止。主人公抜きで製作を余儀なくされました。)
え?
もっと他にも、裏話だけで、ぼくたち、私たちにそれ観たい!って思わせる映画はないのかって?
「 別に 」
今日は以上です。