本文へ移動する

豊橋で絶品キューバサンドを食べて、再び映画「 シェフ 」を観て思ったこと。

日本一美味しいキューバサンドが食べれる土地。それは豊橋。

この4人で行って来たの

マイアミとのトークライブから一夜明け、向かった先はこれまた親友かっちゃんお墨付き、待望のキューバサンドのお店、キッチンカワセミ。ここのオーナーは映画「 シェフ 」の大ファン。というか、もうオタクの域に達しています。

メニュー表もシェフを意識し・・・。

ボクたちの為に書いてくれました。( ってドル表記(笑))

店内で流れるBGMも当然シェフのサントラ。

そんな誰よりも映画シェフを愛するオーナーと語りながら食べるキューバサンドは美味しいに決まってますよね。

そして極めつけはコレ。

キューバサンド&オースティンミッドナイト

キューバサンドと、本来メニューには載ってないオースティンミッドナイトを特別に出してくれました。かっちゃんが段取りしてくれたんだよねー。ありがとう。

オーナーはなかなか商売っ毛がないみたいで(笑)もしかしたら「 シェフを観てない人は来ないでほしい 」って思ってるかもしれない。でもシェフの話をめっちゃしてあげたらあなたにも特別なサービスが待ってるかもしれない。好きを仕事にするってステキね。

キッチンカワセミのウェブサイトはこちらから

って、サイトあったのかよ!(笑)

でね。

その絶品キューバサンドの影響もあってか、その日の夜は久々に映画「 シェフ 」をU▶︎NEXTで深夜遅くに観てしまったわけですよ。( たぶん15回目くらい )

シェフ 三ツ星フードとラック始めました

マジかよ。観た事ないのかよ。それで映画語るなよ(笑)と、まぁ。ご存知だとは思いますが、ボクは好きになった映画は何度も観るタチで、上映時間よりも長く語れるくらいになりたいといつも思ってるし、誰よりも詳しく話せるようになりたいとも思ってる。意地ですね。意地(笑)

なのでせっかくなのでFacebookにも投稿した内容をブログにも書こうかなと思ってね。

まぁ。とにかくシェフって映画はボクの映画史上でもBEST5に入るんじゃないかって作品で、普段はこよなくサスペンス映画を好むのですが、こればかりは違う。ホームコメディ映画でここまでランクインするには極めて珍しい。でもそれには大きな理由があるんです。

まずは2年半前のブログをご覧下さい(笑)シェフが日本公開後にガマンできず(笑)書いたものです。今見ると書き直したいところも多々ありますが、コレもまた良しホトトギス。

笑いアリ、涙アリ、ビジネスとしての気づきも大いにある。「 シェフ 」は、ケイスケ的に五ツ星をあげたい映画です。

あ。

見てくれました?

評論家かよってくらい長いし、アツい。でも巷ではおすぎよりオクノヤさんで有名ですよ。

だってほら見て。師匠の藤村先生もこんな風に書いてくれてます。

新作の映画を見たいとします。ロードショーでたくさんやっている映画の中でどれを見たらいいかな? というときに、今までだったら、例えばテレビでやっているコマーシャルであったり、雑誌に載っている広告を見たりして選んでいた。ところが、今はコマー…

藤村 正宏さんの投稿 2017年10月3日(火)

そう。ボクはテレビで流れてるCMとはまるで違う。決して不特定多数ではなく、あなたはこの映画を観に行った方がいいよ。って、その人に合った映画をお薦めできます。現に現在公開中の映画ドリームはがんばる女性に観に行ってほしいって紹介したらみんな観に行ったし、昨日公開の猿の惑星は、その前の2作( 創世記、新世紀 )と元祖猿の惑星を観てからじゃないとダメ。と言ってるし、今では何人かの人がボクはこの映画どう?って聞いてくるしね(笑)

って、話をシェフに戻すと、、、( ながー )

この映画は先ほどのブログにも書いたように、笑いもアリ、涙もアリ、そしてビジネスにおいても、経営者、役員、社員、アルバイト、老いも若きも男性も女性も全ての人、そしてどんな業種の人にも気づきのある映画となっております。

たとえばこの1枚。

スカレットヨハンソンが美しすぎる

ある1人の有名ブロガー( 批評家 )ラムジーに、そのレストランの定番料理を出し、結果酷評されたけど、いつも来てくれるお客さんはとっても満足してたわよ。と、ウェイトレスのモリーがカールに伝えてるシーン。料理には自信を持つものの、いつも同じ料理を出す事に少し飽き飽きしてた矢先の出来事。1人の批評家の為に料理を作るのか、いつも来てくれるお客さんに料理を出すのかが問われるところです。

更にこれ。

パーシー役の子もチョー可愛かったよね!

アシスタントの2人にTwitter見たのか?って言われた事が気になって気になって頭から離れなかったカールは、10歳の息子パーシーにTwitterのやり方を教えてもらうもDMとリプライを間違えて大炎上。ラムジーのフォロワー12万人以上に汚いコトバが拡散される。一夜にしてフォロワーが1,653人に、会社に出勤する頃には2,000人を越えているというシーンもめちゃめちゃ面白い。

三ツ星レストランのオーナーはダスティンホフマン

そんなラムジーに真っ向勝負を挑もうとメニューを一新しようとするも、直前に社長であるリーバに、料理を出す相手は1人の批評家ではなく、予約してくれてるリピーターの人たちだ。芸術家になりたいなら独立して1人でやれ。それでも出すようだったらお前はクビだって言われてるシーン。

会社のオーナーは間違いなくリーバ。社員の給料も、お店の家賃も、お店にある道具も全て彼が支払ってる。それでも言う事聞けないなら辞めろ。って、、、ねぇ。これ、社員あるあるじゃないかなー。会社や社長の不満ばっかり言ってもさ。ここは当然の事だから忘れちゃいけないよ。でも本当に自信があるのなら彼のように辞めて独立を目指す。誰もがシビれるシーンです。はい。

元奥さんの広告担当の人、名前は忘れた

レストランでのラムジーとの口論してる動画が拡散され、Twitterを辞めようとしてるカールに「 絶対ダメ!あなたには2万人のフォロワーがいるから、このピンチが逆にチャンスに変わるわよ!」 と、元奥さんの広告担当ジェンに電話越しで言われてるシーン。それがイヤならただただ静観し、ほとぼりが冷めるのを待つしかない。現代は情報の洪水。黙ってればスグにみんなあなたの事なんて忘れる。さぁ。どうする?

そして最後はやっぱりここね。

思い出しただけでグッときます

フードトラックのビジネスを立ち上げようとするカール。それを手伝う息子のパーシー。フードトラックの什器を運ぶのを手伝ってくれたメキシコ人たちにまかないのキューバサンドを作ってる際に、パーシーがパンを焦がしてしまいます。作り直せとの指示に「 タダだからいいじゃん 」と言ったパーシーを呼び出し、仕事とはなんぞや。と教えてるシーン。はー。サイコー。

と、このたった5枚の写真だけでも、2時間はしゃべれるし、お酒のつまみになちゃいます。で、よく考えてみて。この5つの話だけでも、よくありそうな、いや、既に起きてそうな出来事ばかりじゃない?約3年前にこの映画を作り、主人公カールキャスパーも演じたジョンファヴローは本当に天才だと思う。

まだ観てない人も、観た人も、もう一度そういう視点でこの映画を観ると、また違う感動が生まれると思います。チョーオススメです。っていうか、もう観たくなったでしょ?(笑)

仕事なんてしてる場合じゃないよ!映画観に行こう!映画!そこんとこよろしく!

ページの先頭へ